
住宅を建てる際に見落とせないのが、建物の構造が火災保険や地震保険の料金に影響を与えるという点です。中でも「省令準耐火構造」の住宅は、火災に強いだけでなく、保険料を大幅に抑えられることから注目を集めています。
しかし、具体的にどのようなメリットがあるのかを詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、省令準耐火構造について、その特徴や保険料の節約効果、さらに知っておきたいデメリットまでわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
「省令準耐火構造」とは?火災保険料はいくら安くなる?

省令準耐火構造の概要
省令準耐火構造とは、住宅金融支援機構が定めた基準に適合した耐火構造で、主に木造住宅が対象です。屋根や壁、天井などに耐火性の高い建材を使用し、火災時に延焼を防ぎ被害を抑えることを目的としています。
「準耐火構造」や「耐火構造」といった言葉と混同されやすいですが、これらは建築基準法が定めるもので、特定の地域や条件において遵守必須の仕様です。一方、省令準耐火構造に法的な義務はありませんが、名称の通り「準耐火構造」と同等の耐火性能を持ちます。
省令準耐火構造は、火災保険や地震保険の保険料が大幅に割引されるため、経済的メリットの大きいことが特徴です。また、大手住宅メーカーが標準仕様として採用しているケースも多く、比較的取り入れやすい構造となっています。
戸建て住宅の火災保険料の相場
一般的な木造住宅に比べ、火災に強い省令準耐火構造の住宅は、火災保険料が半額ほどになるケースも少なくありません。火災保険料は建物の構造によって異なり、戸建て住宅の場合、主に以下の2つの「構造級別」を基準に保険料を算定しています。
H構造(非耐火構造)
主に一般的な木造住宅が該当し、耐火性能が低いため火災保険料は高めに設定されています。
T構造(耐火構造)
鉄筋コンクリート造や耐火建築物など耐火性能が強化された住宅が該当し、省令準耐火構造の戸建て住宅はこの区分に含まれます。H構造に比べて火災保険料が大幅に安くなります。
具体的な保険料の例として、以下のシミュレーション結果が挙げられます。
【大手保険会社5社の火災保険料比較】
H構造 | T構造 | |
A社 | 73,524円 | 49,025円 |
B社 | 71,120円 | 50,100円 |
C社 | 64,630円 | 42,872円 |
D社 | 70,950円 | 48,240円 |
E社 | 81,620円 | 45,710円 |
※以下条件にて算定
建物種類:新築戸建て、所在地:兵庫県、建物保険金額:2,000万円、家財保険金額:500万円、地震保険なし、5年契約
この結果から、省令準耐火構造住宅(T構造)は一般木造住宅(H構造)と比較して、火災保険料が3割から4割程度低減されることがわかります。火災保険は長期にわたって保険料を払い続ける必要があるため、省令準耐火構造の住宅を選ぶことは、将来的なコストの大幅な削減に繋がると考えられます。
省令準耐火構造にするメリット

省令準耐火構造は、火災時の被害を最小限に抑えることを目的とした設計であり、住居の保護はもちろん、居住者の安全性を高める構造です。ここでは、省令準耐火構造が持つ具体的な機能と、それによって得られるメリットを詳しく解説します。
火災に強く、延焼を防ぎやすい
省令準耐火構造では、建物の主要な部分(屋根、壁、天井など)に火災の影響を受けにくい素材や構造を採用しています。例えば、室内の壁や天井には耐火性能の高い素材や、他室への延焼を遅らせる「ファイヤーストップ材」を使用し、万が一の出火時にも火の広がりを抑えます。
さらに、外壁や軒裏を防火構造とし、屋根を不燃材料で仕上げることで、外部からの火災にも強く、隣家からの延焼を防ぐ効果が期待できます。このように、火災による直接的な被害や二次災害を軽減できる点は、省令準耐火構造の大きなメリットといえるでしょう。
地震保険料も割安になる
省令準耐火構造の住宅では、火災保険と同様に地震保険料も割安になる場合があります。これは、火災に強い構造が、地震時の火災発生による被害リスクを低減するためです。
例えば、一般木造住宅では地震保険料が年間13,000円程度かかる場合でも、省令準耐火構造の住宅では、その6割以下の7,500円程度に抑えられるケースがあります。
火災保険と地震保険の両方で割引が適用されるため、保険料負担の軽減に大きく貢献します。
住宅の資産価値が向上する
省令準耐火構造の住宅は、火災への強さという特性から資産価値が高まる傾向にあります。これは、将来的に住宅を売却する際や、賃貸物件として運用する際に有利になるポイントです。
また、このような住宅は不動産市場でも高い評価を受ける傾向にあり、購入希望者にとって魅力的な条件となるため、住宅の売却がスムーズに進む可能性が高まります。
省令準耐火構造にするデメリット

省令準耐火構造には多くのメリットがありますが、一方で気を付けるべきデメリットもあります。
建築コストがやや高くなる
省令準耐火構造を採用する場合、一般的な木造住宅に比べて、建築コストがやや高くなる傾向があります。これは、防火性能を高めるために特殊な材料や施工が求められるためです。具体的には、一般的な木造建築に比べて、数十万円から100万円程度コストアップが見込まれます。
しかし、長期的な火災保険料の削減や住まいの安全性を考えれば、十分に許容できる範囲といえるでしょう。
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間取り・デザインの自由度が下がる
防火性能を確保するため、特定の建築仕様や材料を使う必要があり、間取りやデザインの自由度が制限されることがあります。例えば、梁や柱をあらわしにした開放的な空間や、無垢材を使った外壁や軒裏のデザインは、防火性能の観点から難しいケースが多いでしょう。これらのデザインを実現するには、追加の手間や工夫が必要となり、さらなるコスト増につながる可能性もあります。
建築プランを考える際は、設計士や施工業者と相談し、希望のデザインと防火性能のバランスをうまく見つけることが大切です。
施工できる業者が限られる
省令準耐火構造の施工には、専門的な知識や技術が求められます。そのため、すべての工務店や建築会社が対応できるわけではありません。施工業者を選ぶ際には、省令準耐火構造の施工実績があるかを確認することが大切です。また、施工後に保証についても、必ず確認しておきましょう。
省令準耐火構造の確認方法と火災保険の必要書類

「省令準耐火構造はどこで確認できるの?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、確認方法と火災保険の申し込みに必要な書類について、具体的にご説明します。
省令準耐火構造の確認方法
省令準耐火構造の住宅かどうかは、専門的な知識がないと判断が難しい場合があります。そのため、以下の方法で確認することをおすすめします。
設計図書の確認
住宅の建築確認申請書や仕様書には、省令準耐火構造に関する記載があります。設計士や施工業者に確認を依頼すれば、該当箇所について説明してもらえるでしょう。
施工業者への直接確認
住宅を建築した施工業者に直接問い合わせるのが、最も確実な方法です。特に、省令準耐火構造に対応した住宅を標準仕様として建築している業者であれば、詳しい説明をしてくれます。
火災保険の申し込みに必要な書類
火災保険の割引を受けるためには、省令準耐火構造であることを証明する書類を保険会社に提出する必要があります。以下に、提出書類の例を挙げます。
・建築確認申請書(第四面)
・建物の登記簿謄本(全部事項証明書)
・不動産売買契約書・工事請負契約書
・【フラット35】適合証明書(【フラット35】を利用した場合)
実際に必要な書類については保険会社によって異なります。家の引き渡しと住宅ローン契約・保険契約を同時に進める場合、住宅会社が必要書類を用意してくれることもあります。各契約の流れや手続き方法について、事前に住宅会社の担当者に確認しておきましょう。
まとめ|省令準耐火構造を標準仕様とする住宅会社を選びましょう

省令準耐火構造の住宅は、建築コストやデザインの制約といった側面があるものの、火災に対する安全性が高いことに加え、火災保険料や地震保険料の負担を軽減できる点が大きな魅力です。
省令準耐火構造を採用する際は、信頼できる住宅会社を選ぶことが大切です。特に、同構造を標準仕様とする住宅会社は、豊富な知識と経験を有しており、安心して任せられるでしょう。
ヤング開発では、省令準耐火構造を全戸標準仕様として無料で提供しています。また、住宅購入時に火災保険に関するご相談も無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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こんにちは、ヤング開発です。
今回は、神戸市西区の分譲地「ローズビレッジ西区伊川谷」にて公開中のモデルハウスをご紹介します!

周辺には、徒歩数分圏内にスーパーやドラッグストア、コンビニが揃い、幼稚園や小学校も無理なく通える距離なので、子育て世代にもおすすめできる分譲地です。
また、新快速停車駅の「JR明石駅」が生活圏だから、三ノ宮や大阪方面へのアクセスもスムーズ。
電車での通勤や通学にも便利です。
それでは早速、当社の設計担当者によるこだわりポイントをご紹介します。
●帰宅から快適!暮らしやすい生活動線
玄関には、土汚れが気になるベビーカーやアウトドア用品も収納しやすい土間収納を設置しました。
コートやバッグを掛けられるハンガーパイプも設置しています。

さらに、大容量のシューズクローゼットもあるため、家族の靴や小物をスッキリ整理できます!

また、玄関ホール横に洗面台を配置し、帰宅後すぐに手洗い・うがいができる「ただいま動線」をつくりました。
脱衣室とは分かれているため、家族が入浴中でも気軽に使用できますよ♪

●家事ラク動線!2wayアクセスが便利なファミリークローゼット
ファミリークローゼットは、キッチンと洗面室の両方からアクセス可能な2way動線を採用。
洗濯物を干す→畳む→仕舞うといった一連の作業がスムーズに行えるので、忙しい毎日でも家事を楽にこなせます。

ファミリークローゼットは、収納力も魅力のひとつ。
家族の衣類や日用品はもちろん、ゴルフバックやスーツケースなど、大きな荷物もしっかり整理できます!
●家族の絆を深めるキッチン&ダイニング
キッチンはダイニングと横並びになっており、配膳や片付けがスムーズ!
ゆとりある開放的なスペースで、作業中でも家族と会話しやすく、夫婦やお子様と一緒に楽しく料理ができそうですね♪

さらにキッチンの一角には、自由に使えるスタディスペースを設置しました。
お子様の宿題やテレワーク、趣味や読書など多目的に使える空間で、日々の暮らしに便利さをプラスします。

●充実の収納スペースでお部屋スッキリ
2階の各部屋にも、収納スペースをたっぷりと確保し、住まい全体をスッキリ保てるようにしました。
主寝室には、ご夫婦の衣類がたっぷり入るワイドクローゼットを完備しています。

さらに、2階廊下にはフリーに使える収納を設置。
掃除道具や消耗品など、2階で使うものを収納しておけば、1階まで取りに行く必要がなくなるのもうれしいポイントです♪
現在、事前に見学予約いただいた方限定のご来場キャンペーンに加え、ご契約特典が満載の春の大感謝祭を開催しています。
ぜひ一度ご見学にお越しくださいね!
▼ローズビレッジ西区伊川谷【公式HP】はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/1kobe/rv_nishiku-ikawadani/
▼見学予約はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/1kobe/rv_nishiku-ikawadani/reserve/
▼キャンペーン詳細はこちら▼
こんにちは、ヤング開発です。
理想の家を建てるための土地探し。
物件情報サイトや不動産会社を活用して土地を探す方は多いものの、実は土地選びにはいくつかの落とし穴があります。

今回は、土地購入で注意すべきポイントと、安心して家づくりを進める方法についてご紹介します!
●土地選びに潜むリスクとは?
土地購入を検討する際、まず気を付けたいのが「購入予定の土地の状態」です。
例えば、以下のようなケースが挙げられます。
・地盤の強度が低い
地盤が弱い土地は、建物を建てる前に地盤改良工事が必要になる場合があります。
・インフラの整備がされていない
水道やガスの引込工事が必要な土地では、追加の工事費用がかかります。
・法令に基づく制限がある
建築基準法や都市計画法などで、建てられる建物の形状や素材が制限されることもあります。
こうしたリスクは、土地購入の際に見落とされがち。
購入後に追加工事が必要になり、当初の資金計画が大きく変わってしまうケースも少なくありません。
●リスクを回避するなら分譲住宅がおすすめ!

土地選びのリスクを避けたい方には、分譲住宅の購入がおすすめです!
分譲住宅には以下のようなメリットがあります♪
・追加費用なしで予算計画が立てやすい!
分譲住宅はすでに宅地として整備されているため、購入後に追加で地盤改良工事やインフラ整備を行う必要がありません。
家づくりにかかる総予算を把握しやすく、資金計画を立てやすいのが特徴です。
・街並みが整っている!
道路や街灯、植栽など、街全体が計画的に整備されているため、美しい街並みで暮らせます。
同じエリアに新しい家が建ち並ぶので、安心して子育てできる環境が整っています。
・手続きもスムーズ!
分譲住宅は土地と建物が一体となっているため、土地の購入後に家づくりを別々に進める手間がありません。
スムーズに新生活をスタートできるのも嬉しいポイントです。

理想の家を建てるためには、土地選びも重要なステップです。
ただし、専門知識が必要な場面も多く、素人だけで進めるのはリスクが伴います。
その点、分譲住宅なら土地のリスクを心配せずに安全性の高いマイホームが手に入ります♪
ヤング開発が提供する分譲住宅は、街並みや住環境にこだわり、快適に暮らせる場所ばかり!
お客様の理想に合ったプランをご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
2025年度の大型補助金制度「子育てグリーン住宅支援事業」の申請受付がついにスタートしました!
条件を満たせば、なんと最大160万円を受け取り可能♪
「性能の高い家を建てたいけど、費用が気になる…」
そんな方にぜひ活用していただきたい制度です。

今回は、この制度の概要やメリットについて、わかりやすくお伝えします。
●子育てグリーン住宅支援事業とは?
「子育てグリーン住宅支援事業」は、省エネ性能の高い住宅の新築やリフォームを対象に、特に子育て世帯や若者夫婦世帯を経済的にサポートする国の補助金制度です。
この制度は、2050年カーボンニュートラルの実現を目指した取り組みの一環で、エネルギー効率の高い住宅の普及を促進することを目的としています。
特に「GX志向型住宅」など、省エネ性能が高い住宅を建てる方は、より高額な補助を受けられるチャンスがあります!
●どんな人が補助を受けられる?補助額はいくら?

補助を受けられる対象者や補助額は、住宅の種類によって異なります。
【対象となる方】
「長期優良住宅」および「ZEH(ゼッチ)水準住宅」は、子育て世帯(18歳未満の子どもがいる家庭)または若者夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下)のみが対象となりますが、「GX志向型住宅」は全世帯が対象です。
【補助額】
・GX志向型住宅:160万円
・長期優良住宅:80万円※
・ZEH水準住宅:40万円※
※古家を解体・撤去する場合は20万円の加算あり
●申請のタイミングがカギ!早めの準備を
申請受付の期間は最長で2025年12月31日まで設定されていますが、予算が上限に達すると受付が早期終了してしまうため、早めの計画・準備が大切です!
また、申請には本事業の登録事業者を通じた手続きが必要になります。
ヤング開発が申請を代行しますので、安心してお任せください♪

ヤング開発の家づくりでは、ZEH仕様が標準仕様!
さらに、選べる標準仕様「HEAT20 G2グレード仕様」は、GX志向型住宅の省エネ性能の基準を満たします。
家づくりを始める絶好のタイミング、私たちと一緒にスタートしましょう。
こんにちは、ヤング開発です。
このたび、ヤング開発は「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2024」において、特別優秀賞を受賞いたしました。

なんと、今年で6年連続の受賞となります!
さらに、「省エネ住宅特別優良企業賞」もダブル受賞いたしました。
これもひとえに、日頃からヤング開発をご愛顧いただいている皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
●「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」6年連続受賞
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」とは、一般財団法人日本地域開発センターが主催する、優れた省エネルギー性能を持つ住宅を表彰する制度です。
建物躯体と設備機器をセットとして評価し、省エネルギー性能、環境負荷削減、快適な住環境の実現に貢献する住宅が選ばれます。
昨年に引き続き、今年もこのような名誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に思います。
ヤング開発の全戸標準仕様の注文家創りで6年連続受賞という結果は、弊社の省エネ住宅に対する長年の取り組みが評価されたものと受け止めています。
●「省エネ住宅特別優良企業賞」をダブル受賞!

「省エネ住宅特別優良企業賞」とは、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」において、5年連続で優秀な成績を収めた企業に贈られる賞です。
また今年も特別優秀賞と合わせて、省エネ住宅特別優良企業賞をダブル受賞いたしました。
●ヤング開発の省エネ住宅への取り組み
創業以来、「地球環境に優しく、快適で健康な住まい」を追求し、省エネ性能の高い住宅を提供することに力を入れてきました。
建売・分譲住宅の枠を超えた高グレード仕様(ZEH、HEAT20・G2グレードなど)の家づくりにより、年間を通じて快適な室温を保ちながら、エネルギー消費量を大幅に削減することが可能になりました。

今回の受賞を励みに、今後もより一層、省エネ性能の高い住宅の開発に努めてまいります。
また、さらにハイグレードなGX志向型住宅の普及にも積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
今後とも、ヤング開発の家づくりにご期待ください。

玄関は家の顔であり、家族やお客様を迎える大切な空間です。第一印象を決める重要な場所だからこそ、常に清潔で整頓された状態を保ちたいですよね。
そこで役立つのが「土間収納」です。玄関を使いやすくすっきりと見せられる土間収納は、特に荷物が多いファミリー世帯や、アウトドアを趣味とする方を中心に、近年人気が高まっています。
この記事では、土間収納のメリット・デメリット、おしゃれな間取りの実例、失敗しないためのポイントについて詳しく解説します。
「おしゃれで機能的な玄関をつくりたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
玄関の土間収納とは?

土間収納とは、玄関の一部に設けられた「土間スペース」を活用した収納エリアのことを指します。土間とは、滑りにくく汚れが目立ちにくいコンクリートやタイルなどの素材で仕上げられた床部分のことを意味し、靴のままでも出入りできるのが大きな特徴です。
アウトドア用品、スポーツ用品、雨具などの外で使う物や濡れた物などを気兼ねなくしまえるスペースとして便利に活用できます。また、配置や動線にもこだわれば、生活感を抑えてすっきりとした玄関にできます。
土間収納の種類・間取りタイプ
土間収納は、大きく分けて「オープンタイプ」「クローゼットタイプ」「ウォークインタイプ」「ウォークスルータイプ」の4つのタイプに分類できます。それぞれのタイプの特徴を理解し、ライフスタイルや収納物に合わせて最適なタイプを選びましょう。
タイプ | 特徴 | メリット |
オープンタイプ | 棚のみ設置した扉や仕切りのないタイプ | ・省スペース・低コストで設置できる |
クローゼットタイプ | クローゼットのような扉の付いたタイプ | ・省スペースで設置できる ・収納物を隠せるため玄関をすっきり見せられる |
ウォークインタイプ | 出入り口が1か所ある個室のようなタイプ | ・最大で3面の壁に収納棚などを設置できるため、より多くのものを収納できる |
ウォークスルータイプ | 出入り口が2か所あり、通り抜けができるタイプ | ・通り抜けながら収納できる ・玄関と室内をつなぐ動線としても利用できる |
土間収納に必要な広さは?
土間収納の広さは、収納したいものや家族構成、ライフスタイルによって異なります。
例えば、靴や傘、遊び道具、ベビーカーなど日常的に使うものを収納するのであれば、1畳~1畳半程度のスペースでも十分です。
一方、自転車やゴルフバッグ、キャンプ用品、スキー板、スノーボードなどの大きなものや重いものを収納したい場合は、より広めのスペースを確保する必要があります。
何をどれくらいしまいたいのかを具体的にイメージすることで、土間収納の広さを決めやすくなります。
ただし、間取り全体とのバランスを考慮することも忘れずに。土間収納を広くとりすぎると居室スペースを圧迫してしまうからです。
限られたスペースでも、棚やフック、収納ボックスなどを活用して、収納力を高めることができます。その方法は、後ほど詳しく解説します。
玄関に土間収納を設けるメリット

物をたっぷりと収納できる土間収納ですが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、土間収納を検討するにあたって知っておきたいメリットを紹介します。
汚れを気にせず収納できる
土間収納は靴のまま出入りできる空間のため、濡れた物や汚れた物を気兼ねなく置けます。
例えば、雨の日に使った傘や濡れたレインコート、アウトドア用品、泥が付いた靴などを収納するのに最適です。ゴミの一時置き場や、土付き野菜の保管場所としても重宝するでしょう。
土間部分はコンクリートやタイル仕上げのため、水や汚れに強く、掃除も簡単に済みます。また、家の中に汚れたアイテムを持ち込まずに済むため、室内全体も清潔に保てます。
特にアウトドアを趣味とする方や、ペットを飼っている家庭では、汚れ物を気にせず収納できる点が大きなメリットとなるでしょう。
玄関をすっきり見せられる
土間収納を設ければ、通路となる玄関部分に物が散乱するのを防ぎ、すっきりとした空間を保てます。
特に、クローゼットタイプや、出入り口にドアのあるウォークインタイプ、ウォークスルータイプを選べば、収納物が外から見えにくいので玄関が整った印象になるでしょう。散らかった靴もドアを閉めるだけで隠すことができます。
生活感を抑えつつ清潔感のある玄関を保てれば、来客時の第一印象もよくなります。
家の中が散らかりにくくなる
玄関に土間収納を設けると、帰宅時に玄関でスムーズに片付けができるようになります。
つまり、土間収納があれば、泥や砂で汚れた物や花粉が付いた物などを家の中に持ち込む必要がなくなり、家の中が散らからないというわけです。
また、季節用品や防災グッズなど、普段使わない物を土間収納にまとめて収納しておけば、家の中の収納スペースを圧迫せずに済みます。
外で使用したものやアウターなどを、帰宅後すぐに土間収納に片付けする習慣ができれば、玄関やリビングに物が散らかるのを防ぎ、すっきりとした空間を維持できます。
屋外で使う物の劣化や盗難を防げる
屋外に物を置きっぱなしにすると、紫外線や風雨にさらされて劣化したり、盗まれたりする心配がありますが、土間収納があれば、屋外で使う物を安全に保管できます。
お子様を乗せるベビーカー、愛用のロードバイク、錆びる可能性がある工具など、「外に置いておくのは心配、だけど室内に持ち込みたくない」といったアイテムの保管に、土間収納はぴったりです。
玄関土間収納のデメリットと注意点

土間収納にはメリットだけでなく、デメリットもあります。理想的な土間収納を計画するには、あらかじめデメリットについても知っておきましょう。
居室スペースを圧迫する可能性がある
土間収納を設けるには、一定のスペースが必要です。日常的に使う物を収納するだけであれば1畳程度の広さでも設置できますが、収納量や用途によってはさらに広いスペースが必要となる場合があります。そのため、玄関や居室などの他のスペースが圧迫されてしまう可能性があります。
特に、ウォークスルーやウォークインタイプの土間収納を希望する場合は、2〜3畳の広さを確保する必要があるため、間取り全体を工夫する必要があります。
建築コストがかかる
土間収納の設置には、当然ながら建築費がかかります。収納棚や扉などの材料費や設備費が追加になることはもちろん、他の間取りを削らずに延べ床面積を広げる場合は、建築費が大幅に増加する可能性があります。
そのため、土間収納の設置を検討する際には、住宅会社に概算費用を確認し、予算とのバランスを考慮することが大切です。
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湿気・ニオイがこもりやすい
土間収納は湿気やニオイがこもりやすいのが難点です。玄関は外気に近いため、濡れた傘や靴などが湿気やニオイの原因に。特に、扉付きのクローゼットタイプや奥の深いウォークインタイプは通気が悪く、カビが発生しやすい環境です。
換気・湿気対策としては、換気口の設置や、調湿効果のある機能性建材の使用が効果的です。小窓やスリット窓で自然換気を促すのもよいでしょう。手軽な方法としては、サーキュレーターや除湿機の設置もおすすめです。
また、住宅の気密性・断熱性が低いと、土間収納に結露が発生しやすくなります。快適な室内環境のためには、住宅性能も重要な要素です。
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おしゃれで使いやすい土間収納の間取り事例5選
理想の土間収納を実現するには、さまざまな間取り事例をチェックしておきたいものです。ここでは、タイプ別の特徴を踏まえ、おしゃれで使いやすい土間収納の間取り事例を5つ紹介します。
事例①:省スペースでも設置可能なオープンタイプ

玄関の壁一面に可動棚を設置したオープンタイプの土間収納です。扉や仕切りがないため、省スペースながらも開放感のある収納スペースとなっています。
こちらの事例ではハンガーパイプを設置し、コートや上着を掛けられるように工夫しました。外出時の準備、帰宅時の片付けもスムーズに行えます。扉を開閉する手間がなくアイテムを出し入れできる点は、オープンタイプの大きなメリットです。
事例②:玄関がすっきり片付くクローゼットタイプ

玄関の壁一面に設置したクローゼットタイプの事例です。床から天井までの高さを活かして、たっぷりの収納量を確保しました。自由に高さが変えられる可動式の棚板を採用しているため、ブーツなど高さのある靴もぴったりと収まります。
長靴や外遊びのアイテムなどは、一番下の土間部分に収納すれば水濡れや泥汚れなども気にならず、扉を閉めればすっきり見せられます。
事例③:収納量たっぷりのウォークインタイプ

奥行きのある収納力たっぷりのウォークインタイプ。こちらの事例では、天井までの高さを目一杯活かした可動棚に加え、コートやアウターなどを掛けられるハンガーパイプを設置しました。
汚れなどが付着した上着を玄関に収納しておくことができるため、室内に汚れやホコリ、花粉などを持ち込みにくくなっているのがポイント。花粉症の方に特におすすめしたい間取りです。
小窓を設け、明るさの確保にも配慮しました。
事例④:家族用玄関に最適なウォークスルータイプ

アーチ状の出入り口を設けて遊び心をプラスしたウォークスルータイプの土間収納です。家族用の動線と来客用の動線に分け、家族が普段出入りするほうに土間収納を設けました。これにより。メインの玄関部分が散らかりにくく、いつもすっきりとした状態を保てるようになっています。
帰宅後すぐ、通り抜けしながら靴やカバン、上着などを片付けできる「ただいま動線」を実現しました。整理整頓の習慣が自然と身に付くうえ、外出に必要なものをまとめて収納することで、朝の支度もスムーズに。リビングや寝室が散らかりにくくなるのもうれしいポイントです。
事例⑤:クローゼットタイプにプラス!手洗いスペース併設タイプ

クローゼットタイプの土間収納に隣り合わせて手洗いスペースを設けたプランです。帰宅後、靴を片付けてすぐに手洗いすれば、感染症対策にも効果的で、室内に汚れや菌を持ち込む心配がありません。
外出直前に身だしなみを整えたり、お庭での外遊びやガーデニングの際に手洗いしたりする場所としても便利に使えます。帰宅後のうがい手洗いの習慣付けや朝の洗面所の渋滞緩和にも役立ちます。
玄関に土間収納を計画する際のポイント

ここからは、土間収納を計画する際に知っておきたいポイントを紹介します。
収納する物を決めておく
土間収納を計画する際は、収納する物をあらかじめ決めておきましょう。
収納する予定のアイテムをリストアップし、それぞれのサイズをおおまかに測定しておくと、必要なスペースがわかり、具体的な間取りや広さをイメージしやすくなります。頻繁に使用する物とそれ以外の物に分類し、出し入れに必要なスペースも考慮した収納計画を立てましょう。
具体的な収納物や使い勝手を考えて計画することで、無駄なく活用できる土間収納ができます。
動線を意識した配置にする
土間収納を計画する際は、生活動線を意識した配置が重要です。
外出や帰宅時にスムーズに物の出し入れができるよう、頻繁に使う物(靴やカバン、傘など)の収納スペースは取り出しやすい場所に配置しましょう。
特に家族が多い場合は、誰の物か迷わず収納物を取り出せるよう、個人専用のスペースを設けるのもおすすめ。また、荷物の持ち運びや着替えを効率的に行いたいなら、片付けながら室内へと移動できるウォークスルータイプの土間収納がおすすめです。
設計段階で家族の生活スタイルや習慣を考慮しながら動線計画を行えば、快適で効率的な玄関スペースがつくれるでしょう。
玄関からの見た目を考える
土間収納は、玄関の印象を左右する要素の一つです。
オープンタイプの場合、収納物が丸見えになりがちですが、収納ボックスやカゴを活用し、アイテムを整理整頓することで、雑多な印象を解消できます。また、デザインやカラーに統一感を持たせることで、よりすっきりとした見た目になるでしょう。
ウォークスルータイプやウォークインタイプは、収納力がある反面、生活感が出やすい場合があります。目隠しとして扉やロールスクリーンを設置すれば、玄関を美しく保てます。
土間収納を計画する際は、見た目と機能性のバランスを考慮することが大切です。
収納方法を工夫する
土間収納をより使いやすくするためには、収納方法を工夫しましょう。
収納するものに合わせて高さを調整できる可動棚を設置すると、スペースを無駄なく活用できます。ハンガーパイプがあれば、レインコートや上着を掛けるのに便利。壁掛けフックを活用すれば、バッグや帽子などをすっきりと収納できます。
床材は掃除がしやすいタイルやモルタル仕上げがおすすめです。土や砂が入りやすい土間収納でも簡単にお手入れできます。
これらの工夫を取り入れれば、土間収納を効率的かつ快適な空間にできます。
照明・コンセントを設置する
土間収納を計画する際は、照明とコンセントの設置も検討しましょう。土間収納の広さや奥行きによっては内部が暗く見えづらい場合があります。そのため、必要に応じて照明を設置しましょう。
照明器具の種類は、天井面にすっきり収まるダウンライトがおすすめです。天井付近の物や大きな物を出し入れする際も、器具にぶつける心配がありません。さらに人感センサー付きの照明を採用すれば、両手がふさがっていても自動で点灯し、消し忘れ防止にも役立ちます。
また、玄関付近はコンセントを必要とする場面が意外に多い場所です。例えば、電動自転車や高圧洗浄機、電動工具や芝刈り機などを充電したり、湿気対策用に除湿機やサーキュレーター、靴の乾燥機などを使用したりすることもあるでしょう。
使用する予定のアイテムに合わせ、コンセントの数や位置を検討しましょう。
まとめ|土間収納ですっきり快適な玄関を実現しよう
今回は、玄関の土間収納について解説しました。
土間収納は、家の中と外の中間的な役割を持つ便利な収納スペースです。家族構成や生活スタイルに合わせて計画すれば、使いやすい土間収納ができ、いつでもすっきりとした玄関スペースを保てるでしょう。住宅会社や担当の設計士とじっくり相談しながら、最適なプランを立ててみてくださいね。
「おしゃれで機能的な玄関を実現したい」「自分たちのライフスタイルに合った収納プランを取り入れたい」とお考えの方は、ヤング開発の『注文家創り』をご検討ください。
注文家創りでは、分譲住宅にもかかわらず、間取りや内外装のデザイン、住宅設備の仕様などを無料で選択できます。
「分譲住宅の価格」と「注文住宅の自由度」、両方のメリットを得た住まいづくりを実現!もちろん、今回紹介したさまざまなタイプの土間収納もプランニング可能です。
▶分譲住宅でも追加金なしで注文住宅のような自由度の高い家づくりができる! ヤング開発の『注文家創り』についてはこちら |
兵庫県の神戸・明石・加古川・高砂・姫路エリアにて家づくりをご検討の方は、ぜひヤング開発までお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、当社分譲地「ローズビレッジ御着駅北」のモデルハウスの間取りをご紹介します。

【間取りポイント1】
玄関からシューズクローゼット、ウォークスルークローゼットを通って洗面台のあるスペースまでつながる「ただいま動線」を設けました。
帰宅後すぐに荷物を片付け、手洗い・うがいができるので、玄関やリビングをいつでもスッキリ清潔に保てます♪

ウォークスルークローゼットにはハンガーパイプを設置しているため、着ていたコートや帽子を部屋に入る前に片付けられます。
忙しい朝の支度や、お子さまの準備もスムーズに行えますね!

【間取りポイント2】
リビングの横には、こぢんまりとした居心地の良いヌックを設けました♪

入り口はアーチ壁で、かわいらしい雰囲気を演出。
中にはカウンターを設置しており、読書や勉強、一人時間を楽しむスペースとしても活用できます。

家族全員がそれぞれの時間を大切にしながらも、同じ空間で過ごせるような工夫が詰まっています。
【間取りポイント3】
洗面台とランドリールームを分け、それぞれゆったり使えるよう設計しました。

ランドリールームにはハンガーパイプを設置しているため、天候に左右されずに室内干しが可能です。
洗濯機を回す、洗濯物を干すまでが1か所で完結でき、片付けまでの動線もスムーズ!
日々の家事負担を軽減し、時間にも心にもゆとりが生まれます。

【間取りポイント4】
キッチン・ダイニング・リビングを一直線に配置し、キッチンは対面式を採用。
料理中でも家族と会話を楽しめる開放的な設計です。

遮るものがなく、視線がスッと抜けるから、家事をしながらお子様の様子を見守るなど、いつでも家族の気配を感じられる安心感がうれしいですね♪
子育てファミリーをはじめ、幅広い世帯に人気の工夫をたくさん盛り込んだ「ローズビレッジ御着駅北」のモデルハウス。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ見学にお越しくださいね!
ご来場を心よりお待ちしております。
▼モデルハウス情報はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/5himeji/rv_gotyaku-ekikita/
※本記事は2025年3月現在の情報に基づいて作成されたものです。各分譲地の最新情報につきましては、公式HPをご確認ください。
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、JR宝殿駅まで徒歩8~9分という好立地にある「ローズビレッジ宝殿駅前グレイス」で公開中のモデルハウスをご紹介します!

周辺には24時まで営業するマックスバリュの入った「アイモール高砂」をはじめ、ホームセンターやドラッグストアも徒歩5分内。
公園、教育施設など、充実した住環境が整った子育て世代にも嬉しい便利なエリアですよ♪
それでは早速、当社の設計担当者によるこだわりポイントをご紹介します。
●ナチュラルなデザインが魅力の外観と内装
「ローズビレッジ宝殿駅前グレイス」のモデルハウスは、外観・内装ともにナチュラルなデザインを採用しました。

リビングやキッチンでは、ライトブラウンの木目調とホワイトをベースに、ビタミンカラーのイエローをアクセントに採り入れ、ポップであたたかみのある空間に仕上げています。

家族みんなが自然と集まりたくなるような、居心地の良さを演出しました♪
●収納充実で片付きやすい住まい
2階のファミリークローゼットをはじめ、階段下収納や玄関収納など、各所に収納スペースをたっぷりと設けました。

家族みんなの衣類や荷物はもちろん、季節家電や布団、日用品のストックも使い勝手の良い場所にスッキリ収納できるから、置き場所に困ることがありません♪

玄関収納は土間から天井までの高さを活かした設計で、靴の高さに合わせて調整できる可動式だからスペースを無駄なく活用できます。

デッドスペースになりがちな階段下は、掃除道具や日用品を入れておくリビング収納として活用できます。
●洗面室には室内干しスペースを設置
天候や時間を気にせず洗濯物を干せるよう、洗面室にはハンガーポールや枕棚を設置し、室内干しスペースとしても使えるようにしました。
洗濯した衣類をその場で干せるため、家事効率もアップ!

ご家族が多い家庭でも快適にお使いいただけるワイドな設計がポイントです。
●勝手口から出られる家庭菜園スペース
キッチンの勝手口から直接出られる家庭菜園スペースをつくりました。

お子様と一緒にお野菜やお花を育てたり、収穫した新鮮な野菜やハーブをすぐに調理したりと、暮らしの楽しみが広がります。
自然と触れ合える暮らしを叶えたい方におすすめのモデルハウスです♪
現在、事前に見学予約いただいた方限定のご来場キャンペーンに加え、ご契約特典が満載の春の大感謝祭を開催しています。
ぜひ一度ご見学にお越しくださいね!
▼ローズビレッジ宝殿駅前グレイス【公式HP】はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/4takasago/rv_hodenekimae7/
▼見学予約はこちら▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/4takasago/rv_hodenekimae7/reserve/
▼キャンペーン詳細はこちら▼

「キッチンをすっきり片付けたい」「食材や日用品はまとめ買いする」、そんな方に人気のキッチンパントリー。
食品や日用品などをまとめて収納できる便利なパントリーですが、生活スタイルや扱い方によって最適なパントリーの形はさまざまです。
無計画につくってしまうと、かえって使いにくく、ムダなスペースとなってしまう可能性があるでしょう。
この記事では、パントリーのタイプや広さの目安、設置のメリット・デメリット、注意すべきポイントなども含めて、くわしく解説していきます。注文住宅や新築の購入などでキッチンづくりを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
パントリーは主に3タイプ!特徴や広さを解説
キッチンパントリーには、大きく分けて「壁面タイプ」「ウォークインタイプ」「ウォークスルータイプ」の3種類があります。
使いやすい広さはパントリーのタイプによって異なりますが、おおまかな目安としては4人家族で1畳程度です。具体的な広さを検討する際は、収納する物の種類や大きさ、家族のライフスタイルにも配慮した計画が必要です。収納予定の物をリストアップして、効率的に収納できるスペースを確保しましょう。
ここでは、パントリータイプ別の特徴や一般的な広さについてくわしく紹介します。
壁面タイプ

キッチン背面など壁面に設置するタイプのパントリーは、限られたスペースでも効率的に収納力をアップできるのが魅力です。システムキッチンの一部として壁付けで設置されることも多く、調理中でもスムーズに食材や調味料を取り出せます。
サイズは幅90~180cm、奥行き45~60cm程度が一般的です。高さを調整できる可動棚を設けると、小さな調味料から高さのあるボトル類までサイズを問わずに収納できて活用しやすくなるでしょう。
また、設置場所に応じて取手や引き出しなどのデザインを工夫すれば、機能性と見た目の美しさを両立させられます。
ウォークインタイプ

個室型のウォークインタイプのパントリーは、1~2畳が一般的な広さで、食材や日用品のストック、調理器具などを大量にすっきり収納できます。まとめ買いが多い家庭や収納アイテムが多い方に特におすすめのタイプです。
キッチン奥の行き止まり部分に設けられるケースが多いため、出入りしにくくならないよう冷蔵庫の位置や扉の有無などを考慮しましょう。また、通路幅は最低でも人が一人通れる60cm程度を確保し、動きやすい空間を確保することが大切です。
棚の配置や高さも工夫すれば、より多くの物を収納できます。おしゃれな収納ボックスやラベルの活用により、見た目もすっきり整理整頓されたパントリーになるでしょう。
ウォークスルータイプ

出入り口が2方向にあるウォークスルータイプのパントリーは、キッチンと他の部屋をつなぐ動線上に設置することで、家事効率を格段に向上させられます。
一般的な広さは2~3畳程度で、人がすれ違えるよう通路幅は70cm程度確保しておくと良いでしょう。
キッチンと洗面室の間に設置すれば、料理をしながら洗濯をする「ながら家事」もスムーズに行えます。また、キッチンと玄関、もしくは勝手口の間に設置すれば、買い物帰りに持ち込んだ荷物をすぐに収納できるため、動線が短縮され便利です。
パントリーを設けるメリット・デメリット

パントリーの設置により得られるメリットは多くありますが、一方でデメリットがあることも事実です。うまく使いこなせなければムダなスペースになってしまう可能性もあるため、両方を理解したうえで、本当にパントリーが必要かどうかを検討しましょう。
メリット
パントリー最大のメリットは、キッチンをすっきり片付けられる点です。食材や調理器具、日用品などをまとめて収納できるため、食器棚やキャビネットを新たに設ける必要がなく、作業スペースを広々使えます。
近年人気のオープンキッチンはキッチン内が丸見えになってしまうデメリットがありますが、パントリーを活かせば生活感が出やすいアイテムを隠せるため、常に美しいキッチンを保てます。急な来客時にも慌てることなく対応できるでしょう。
また、必要な物がすぐに取り出せるため、調理の時間短縮にもつながります。さらに、まとめ買いした食品や飲料などを大量にストックできるため、買い物へ行く頻度を減らせる点も、忙しい共働き家庭や小さなお子様がいる家庭などにとって大きな魅力といえるでしょう。
デメリット
一方で、パントリーを設置するには、専用のスペースと費用が必要になります。限られた床面積の中で計画する場合、リビングや他の部屋の広さを削る必要が生じるかもしれません。また、設置費用には棚や扉、換気設備などが含まれるため、予算に応じた計画が重要です。
また、広いスペースを確保していても、収納物が整理されていない場合、かえって物が散乱しやすくなり管理が難しくなる可能性もあります。効率的に使用するためには、収納物に合わせた棚やラベリングなど、計画的な管理が求められます。
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おすすめパントリー間取りアイデア6選
パントリーの間取りは、ライフスタイルや家の構造によってさまざまなバリエーションが考えられます。ここからは、おすすめの間取り実例を6パターン紹介します。
キッチン横や背面に設置

キッチンの隣や背面に設置するタイプのパントリーは、もっとも一般的なスタイルです。どんな家庭にも取り入れやすく、調理しながら食材や調味料などを取りやすいのがメリット。奥行きが浅くなりがちですが、天井高いっぱいまでのパントリーにすれば、スペースをムダなく活かせます。
キッチンの作業台から1~3歩程度で手が届く場所に配置すると、時間と手間が節約できて効率よく家事をこなせるでしょう。
また扉付きにすれば、たくさん物を収納してもすっきり見せられます。一方でオープンタイプを採用する場合は、棚受金物や棚板のデザインにこだわってみましょう。「見せる収納」を意識してディスプレイを考えると、おしゃれなキッチンになります。

キッチンと玄関(または勝手口)の間に設置

玄関や勝手口とキッチンの間にパントリーを設ければ、まとめ買いした食材や日用品、重い飲料水などを短い距離で収納できます。買い物帰りの動線がスムーズになり、重い荷物を運ぶ負担も軽減されるでしょう。外部からの視線を遮りつつ、生活感を隠せる点も魅力です。
特に、お米や土付き野菜といった食品、重い飲料水などを保管するのに適しています。ゴミの一次置き場としても活躍するでしょう。衛生面を考慮して通気性を確保できる設計にすると、さらに使いやすくなります。
キッチンと洗面室の間に設置

キッチンと洗面室の間に、通り抜けできるウォークスルータイプのパントリーを設ける間取りもおすすめです。
洗面室には洗濯機を置いている家庭も多いため、キッチンとつながる動線ができれば、料理しながらの洗濯といった「ながら家事」が可能になります。お子様の入浴中などすぐに様子を見に行けるのも便利な点です。
洗剤やタオルなどのストック、掃除用品なども一緒に収納できるため、収納場所を集約して家事効率を高められます。
ただし、洗面室の湿気がパントリーに流れ込んでしまう可能性があるため、換気対策をしっかり行いましょう。
階段下を活用

デッドスペースを活用して、階段下にパントリーを設置する方法もあります。パントリーのスペースを確保するためにリビングや玄関の面積を削りたくない、またはパントリーに充てる面積がない、というときにおすすめの間取りです。
ただし階段下の形状によっては、奥行きや高さが十分に確保できないこともあります。収納したい物のサイズと階段下のスペースを事前に照らし合わせておきましょう。
ワークスペースと兼用

パントリー内にカウンターを設置してワークスペースをつくれば、家事の合間に仕事したり、一息ついてコーヒータイムを楽しんだりするスペースとして活用できます。家族の気配を感じながらも、集中しやすく落ち着き感のある場所として重宝するでしょう。
また適宜コンセントを設ければ、パソコンや充電器などを使用する際にも便利です。作業しやすい明るさを確保する照明も忘れず設置しましょう。
▶おしゃれなキッチンをつくりたい方必見! ヤング開発の施工事例はこちら |
パントリー設計で後悔しないための注意点

理想的なパントリーをつくるためには、事前の計画が重要です。使いにくいパントリーになって後悔しないよう、事前に行っておきたいことと計画時の注意点を以下にまとめました。
・収納する物を事前にリストアップする
・動線を考慮する
・散らかりやすい場所には扉を設ける
・湿気対策を講じる
・収納アイテムのサイズや重さに合わせる
・コンセント位置を入念に計画する
それぞれ詳しく解説していきます。
収納する物を事前にリストアップする
パントリーには何を収納するのか、具体的にリストアップしておきましょう。
食材、調味料、調理器具、日用品など、カテゴリーごとに分けてリスト化すれば、必要なスペースや棚のサイズ、種類を正確に把握できます。これによりデッドスペースを最小限に抑え、効率的な収納計画を立てられます。
動線を考慮する
パントリーの設置場所やレイアウトは、日々の生活動線・家事動線を考慮して決めることが大切です。
例えば、頻繁に使用する食材や調味料は、キッチン作業台から手の届きやすい位置に配置すると、調理中の動きを最小限に抑えられます。
また、買い物帰りの動線を考えて、玄関からパントリーまでの距離を短くするのも効果的です。そのほかにも、料理と洗濯の同時進行、子守や在宅ワークしながらの片付けなど、ライフシーンに応じた動線を具体的にイメージしながら計画すると、使いやすいパントリーになるでしょう。
散らかりやすい場所には扉を設ける

大小さまざまな物を収納するパントリーは、常に整理しておかなければごちゃごちゃと散らかりがち。いつでもキッチンをきれいに見せたいという方には、扉付きのパントリーがおすすめです。
扉付きパントリーは開き戸タイプが一般的ですが、引き戸タイプなら開け閉めの際に通路の邪魔にならず出し入れもしやすいメリットがあります。
ただし、使用頻度の高い調味料や家電などを置く場所は、逆にオープンタイプにすることで使い勝手がアップします。扉の有無は、収納物やライフスタイルに合わせて検討しましょう。
換気設備を設ける
パントリーには食材や日用品を収納するため、適切に換気を行う必要があります。
特に、湿気がこもりやすいウォークインタイプのパントリーや長期間保存する食材が多い場合には、換気扇や通気口を設置して常に新鮮な空気が流れるようにしましょう。
大きな窓は紫外線や日射熱の影響で収納物を劣化させる恐れがありますが、スリット窓や小窓であれば適度な通風と明るさを確保するのに最適です。間取りに応じて採用を検討しましょう。
さらに、除湿剤や乾燥剤を置いたり、定期的に扉を開放して空気の入れ替えを行ったりするのも効果的です。湿気はカビや食品の劣化の原因になるため、十分な対策を行いましょう。
収納アイテムのサイズや重さに合わせる
収納するアイテムのサイズや重さに合わせて棚の高さや奥行き、種類を調整しましょう。
例えば奥行きについて、調味料や小さなアイテムは浅めの棚、大きな調理器具や家電は深めの棚が適しています。
可動棚は収納物に合わせて棚の高さを変えられるメリットがありますが、重い物や家電など安定感が必要な物を収納する場合は固定棚の方が適しています。棚板の素材や厚み、棚受金物によっても支えられる重さは変わるため、重い物を置く場合は必ず耐荷重を確認しましょう。
また、収納量が増えることも想定して、ある程度の余裕を持たせた設計が大切です。
コンセント位置を入念に計画する
「パントリーにコンセントが必要なの?」と思われる方もいるかもしれませんが、パントリー内は意外にコンセントが重宝します。
パントリー内にコンセントがあると、家電の充電、換気、照明設置など、さまざまな用途に活用できるからです。
例えば、近年増加しているコードレス家電の充電や、調理中に使用するスマートフォンやタブレットの充電ができるようになります。また、サーキュレーターや空気清浄機などの換気機器を使用できれば、パントリー内のニオイ対策や湿気対策にも役立つでしょう。特に、精米機やワインセラーなどを置く予定のあるご家庭では、コンセントの設置は必須です。
使用する物に応じて高さなど使いやすい位置を検討し、後にタコ足配線とならないよう入念に計画しましょう。
まとめ|使いやすいパントリー計画で理想のキッチンを!

今回は、キッチンパントリーの種類、広さ、メリット・デメリット、間取り実例、設計上の注意点など、さまざまな情報をお伝えしました。
使いやすいパントリーをつくるためには、収納する物、使い方、家事動線などを事前にしっかりと考えて計画することが大切です。
この記事を参考に、あなたの生活スタイルに合った理想のキッチンパントリーを実現してください。
ヤング開発では、分譲住宅でもデザインや設備が選べる『注文家創り』を展開し、お客様のライフスタイルを考慮しながら快適で暮らしやすい間取りをご提案します。
兵庫で家づくりをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
「夢のマイホーム!いつかは…」と考えている方も多いはず。
ですが、家づくりをいつ始めるのがベストタイミングなのか悩みますよね?

今回は、家づくりを始めるタイミングと合わせてチェックしておきたいポイントを4つご紹介します!
●家族計画に合わせてスケジュールを立てよう
まず大切なのは家族計画。
特に、妊娠中や出産後すぐの家づくりは、ママの体調に負担がかかりやすい時期のため、余裕を持ったスケジュールで進めるのがおすすめです。
無理なく、楽しく家づくりを進められるように、計画段階からしっかり話し合っておきましょう!
●子どもの入園・入学に合わせて引っ越し

お子さんの入園や入学に合わせて新居に引っ越したい!
そんなご家族も多いのではないでしょうか?
新年度に合わせて新居での新生活をスタートするには、前年の秋頃までに着工できるように家づくりを進めておくのが理想的です。
新しい家で、新しい学校生活をスタートできたら素敵ですね!
●賢く住み替え!賃貸契約の更新時期もチェック
賃貸にお住まいの方は、更新時期も大切なポイント。
更新時期に合わせて新居へ住み替えできれば、余計な費用をかけずに済みます♪
退去日の1~3カ月前までに不動産会社や大家さんへの連絡が必要になるため、あらかじめ契約内容を確認しておきましょう。
●補助金・助成金も忘れずにチェック!

実は、国や自治体から家づくりに関する補助金や助成金がもらえる場合もあります。
適用時期や条件などがそれぞれ異なるので、事前にしっかりチェックしておきましょう!
上手く活用できれば、家づくりの大きな助けになりますよ♪
家づくりは一生に一度の大きなイベント!
だからこそ、ご家族にとって最適な時期を見つけてスタートすることが大切です。
ヤング開発では、お客様一人ひとりのライフプランに寄り添った家づくりをご提案いたします。
ぜひ、お気軽にご相談ください。


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