住宅を購入する際、建売住宅や分譲住宅という選択肢を耳にすることが多いでしょう。しかし、それぞれの違いや特徴を詳しく理解している方は意外と少ないものです。
この記事では、建売住宅と分譲住宅の特徴や違い、メリット・デメリット、そして購入時に注意すべきポイントを詳しく解説します。
マイホーム購入をご検討の方は、理想の住まいを見つけるための参考にしてください。
建売住宅・分譲住宅の特徴と違い
建売住宅と分譲住宅は、どちらも土地と建物が一体となった住宅形態ですが、分譲住宅はエリアを区分けした「分譲地」に建てられた住宅、建売住宅は1区画のみで販売されることもある住宅、という点が一番の違いです。
それぞれの特徴を理解することで、自分の希望にマッチした住宅を選びやすくなるでしょう。各住宅の特徴を詳しく解説します。
建売住宅とは?注文住宅との違いも
建売住宅は、土地と建物がセットで販売されている完成済みの住宅を指します。
多くの場合、施工会社が計画的に建設し、購入者は実際の建物を確認したうえで契約を結びます。これにより、契約後すぐに入居できる利点があります。
また価格が明確で、土地と建物を個別に選ぶ必要がないため、土地探しやプランニングにかける時間や手間が省けるのも特徴です。
一方で注文住宅は、土地を購入してから設計や建築を進める住宅形態です。
建売住宅と比較すると設計の自由度が高く、間取りや設備を自分の希望に合わせてプランニングできますが、入居までに相当の期間を要します。
分譲住宅とは?分譲地や建築条件付き土地との違いも
分譲住宅は、特定のエリアを開発業者が整備し、複数の住宅を計画的に建築・販売する形式の住宅です。これにより、統一感のある街並みや整った生活環境が形成されやすい特徴があります。
また、土地と建物がセットで販売されるため、価格の透明性が高い点も魅力です。
分譲住宅と混同されやすい内容で「分譲地」と「建築条件付き土地」がありますが、これらには明確な違いがあります。
分譲地は開発された土地のみを販売する形態で、購入者は基本的に自分で建築業者を選びます。
建築条件付き土地の場合、土地購入時に特定の業者で建物を建築することが条件となりますが、設計の自由度はある程度保たれます。
建売住宅のメリット・デメリット
建売住宅は、注文住宅のように時間や手間をかけずに短期間で新居を手に入れたい方に人気の選択肢です。ここでは、そのメリットとデメリットを詳しく解説します。
メリット
・コストパフォーマンスが高い
・完成済みの住宅を確認できる
・購入から入居までがスムーズ
メリットとしては、まずコストパフォーマンスの高さが挙げられます。建築資材の一括購入や人件費の削減などにより、注文住宅よりも価格が抑えられているのが一般的です。
また、すでに完成しているため追加工事費用が発生しにくい点も魅力の一つといえるでしょう。
さらに、完成した住宅を実際に内覧できるため、間取りや日当たり、設備などを自分の目で確認できます。これにより「イメージと違った!」といった失敗が少なくなります。
加えて、設計や建築期間を待つ必要がなく、契約後すぐに入居が可能という利点もあります。
デメリット
・間取りや設備の自由度が低い
・周辺環境が限定される
・他と似たような家になる可能性がある
一方で、デメリットも存在します。
既に完成している、または建築計画が確定しているため、間取りや設備を自由に選ぶことができません。
また、用意された土地に建てられるため、立地条件の選択肢も限られます。
さらに、建売住宅は万人受けするデザインや仕様を採用しているケースが多く、他の建売住宅と似たような外観・間取りになる可能性があります。個性を重視する人にとっては、物足りなさを感じる可能性もあるでしょう。
分譲住宅のメリット・デメリット
分譲住宅は、建売住宅と多くの点で共通するため、メリット・デメリットも似ています。ここでは、分譲住宅特有のメリット・デメリットを解説します。
メリット
・街並みとの一体感がある
・近隣住民とのコミュニティが形成しやすい
・比較的価格が安い
メリットとしては、分譲地内での街並みとの一体感が挙げられます。分譲住宅は、住宅のデザインや外観、外構などが統一されている場合が多く、美しい街並みが形成されます。
また分譲住宅は、同じタイミングで家を購入した世帯が集まるため、自然と住民同士のコミュニティが築かれやすい環境です。特に子育て世代が多い場合、子どもたちが一緒に遊ぶ機会が増えたり、親同士で育児に関する情報交換ができたりするなど、子育てにおいてもさまざまなメリットがあります。
さらに建売住宅と同様、資材の一括購入などによりコストが抑えられているため、注文住宅よりも比較的割安で購入できる点は大きなメリットといえます。
デメリット
・デザインや間取りの自由度がない
・一部の仕様が簡素化されることもある
デメリットとしては、デザインや間取りの自由度の低さがあります。ある程度、選択肢が用意されている場合もありますが、注文住宅のように一から自由に設計することはできません。
また、建築コスト削減のため、使用される建材や設備のグレードが低い場合があります。
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【建売・分譲共通】購入時の注意点
建売住宅・分譲住宅は、既に完成済み、もしくは間取りなどが決まっている状態で購入を検討するケースが多い物件です。そのため、購入前にしっかりと注意点を確認しておくことが大切です。
ここからは、購入時に確認すべきポイントを解説します。
周辺環境
建売住宅や分譲住宅を購入する際には、周辺環境の確認が重要です。特に生活の利便性を左右する施設の充実度は、快適な暮らしに直結します。
近隣にスーパーやコンビニ、学校、病院、公園などがあるかを事前にチェックしましょう。
また、交通アクセスも大切なポイントです。最寄り駅やバス停までの距離や、運行本数を確認しておくと、通勤・通学がスムーズになります。
加えて、周囲の道路や歩道の整備状況、交通量も安全性の観点から見逃せません。
さらに、周辺の住民層や地域の雰囲気を事前に把握しておくことも大切です。同世代の家族が多い地域では、自然とコミュニティが形成されやすく、子育て世代には特に安心感があります。現地を訪れ、実際の環境を確認することをおすすめします。
住宅仕様
住宅の仕様は、快適な暮らしを進める上で重要な要素です。建売住宅や分譲住宅を購入する際は、事前にしっかりと確認しておきましょう。
チェックすべき項目を以下にまとめました。
チェック項目 | 内容 |
構造・工法 | 木造軸組工法、ツーバイフォー工法など、建物の構造や工法を確認しましょう。それぞれの工法によって、耐震性や耐久性、断熱性などが異なります。 |
建材 | 使用されている建材の種類や品質を確認しましょう。外壁材、屋根材、内装材の種類によっては、快適性はもちろん、住み始めてから必要になるメンテナンス費用が大きく変わります。 |
住宅設備 | キッチン、浴室、トイレなどの設備の仕様を確認しましょう。食洗機や浴室乾燥機も付いていると便利です。機能性やデザインだけでなく、省エネ性能などもチェックを。 |
間取り | 部屋の数や配置、広さなどを確認しましょう。家族構成やライフスタイルに合った間取りの検討が重要です。 |
断熱性能 | 断熱材の種類や厚さ、窓のサッシの種類などを確認し、断熱性能がどの程度かを確認しましょう。 断熱性能が高い住宅は、光熱費の節約にもつながります。 |
耐震性能 | 耐震等級などの基準を参考に、耐震性能を確認しましょう。地震が多い日本では、特に重要なポイントです。 |
省エネ性能 | 設備の省エネ性能を確認しましょう。省エネ性能が高い住宅は、環境にも家計にも優しい住まいです。 |
住宅の仕様は多岐にわたります。事前に確認すべき項目をリストアップし、内覧時などに確認することで、後悔のない住宅選びを実現しましょう。
売主・施工会社の信頼性
売主や施工会社の実績や評判を調べることも大切です。売主と施工会社が異なる場合もあるので、それぞれについて確認しましょう。
信頼性を確認するには、会社の規模や実績、経営状況や過去のトラブルなどをチェックするのが有効です。企業情報サイトや口コミ、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」などを閲覧して情報収集しましょう。
また、完成物件見学会、モデルハウス見学会などに足を運んで、実際に建物を見学するのもおすすめです。会社に直接質問すれば、対応の丁寧さなども確認できます。
アフターフォローの内容
住宅は購入して終わりではなく、その後のメンテナンスやアフターフォローも重要です。快適な住まいを長く維持するためにも、購入前にアフターフォローの内容をしっかり確認してから契約を進めましょう。
建売住宅や分譲住宅の場合、売主や施工会社によってアフターフォローの内容は異なります。保証の期間や範囲、点検の頻度、対応の速さなどの確認により、安心して住み続けることができます。
長期保証が付いている場合でも、他業者に修繕を依頼したり、定期点検を定められた期間に行わなかったりすると、保証外となってしまう可能性があります。さらに、「無償サービスと思っていた内容が、実は追加料金が必要だった」というケースも少なくありません。
書面に記載されている内容をしっかりと理解し、納得のいくアフターフォロー体制であるかを確認しましょう。
まとめ|兵庫県(神戸・明石・加古川・高砂・姫路)の分譲住宅ならヤング開発
ここまで、建売住宅と分譲住宅の違い、それぞれのメリット・デメリット、購入時の注意点を紹介しました。
理想の住まいを手に入れるためには、建売住宅と分譲住宅の特徴を理解したうえで、ご自身のライフスタイルや希望に合った方を選択することが大切です。
ヤング開発では、兵庫県の神戸・明石・加古川・高砂・姫路エリアにて、利便性が高く周辺環境も充実した分譲住宅を数多く取り揃えております。
さらに、ヤング開発独自の『注文家創り』では、間取りの変更が可能で、内外装のデザインや住宅設備の仕様などを無料で選択でき、分譲住宅でもこだわりを詰め込んだ理想の家づくりが可能です。
性能も価格も一切妥協なしのおしゃれな分譲住宅をお探しの方は、ぜひヤング開発までお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
昨年に住宅ローンを利用してマイホームを購入された方は必見!
2024年12月31日までに条件を満たした住宅を取得し、すでに入居されている方は、お得な税優遇制度の「住宅ローン控除」を受けることができます。
ただしこの控除を受けるためには、所定の期間内での確定申告が必須です。
今回は、住宅ローン控除の概要、申告に必要な準備物や手続き方法について詳しく解説します。
●そもそも住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除は正式名称「住宅借入金等特別控除」といい、住宅ローンを利用して一定の要件を満たすマイホームを購入した場合、所得税から借入残高の一定割合が控除される制度です。
入居した年から最大13年間にわたり、借入残高の0.7%分が還付されます。
また、2024年限りとしていた子育て世帯・若者夫婦世帯向けの住宅ローン減税措置を25年末まで1年間延長することが決まっています。
●住宅ローン控除を受けるには期間内の確定申告を!
住宅ローン控除を受けるには、確定申告を行う必要があります。
たとえ会社員で普段は年末調整だけで済んでいる場合でも、この手続きは必須です。
2024年分の確定申告期間は2025年2月17日(月)から3月17日(月)まで。
着実に準備を進め、期間内に忘れず申告を行いましょう!
2年目以降は職場の年末調整で手続きが可能になるため、初回のみの作業となります。
●確定申告に必要な書類と手順
確定申告をスムーズに進めるために、以下の書類を事前に準備しておきましょう。
・確定申告書(国税庁サイトよりダウンロード可能)
・住宅借入金等特別控除額の計算明細書(同上)
・住宅ローンの年末残高証明書(ローンを借りた金融機関から送付されます)
・工事請負契約書や不動産売買契約書のコピー
・建物や土地の登記事項証明書(法務局で取得可能)
・前年分の源泉徴収票(職場から提供されます)
・住宅性能を証明する書類や認定住宅の通知書のコピー
これらの書類を基に、申告書類を作成します。
手書きでの記入のほか、会計ソフトや国税庁の電子申告システム「e-Tax」を利用することも可能です。
申請方法は、最寄りの税務署に直接提出する以外に、郵送での提出、e-Taxを使ったオンライン申請から選べます。
確定申告に慣れていない方は「どの書類を揃えればいいの?」「記入の仕方が分からない…」と不安になるかもしれません。
ヤング開発では、2024年中に住宅をご購入いただいたお客様を対象に、住宅ローン控除の適用条件の確認や、申告書類の書き方、必要書類の案内などをサポートしています。
不明点やご不安がありましたら、ヤング開発の担当者までお気軽にご相談ください!
こんにちは、ヤング開発です。
家の印象を大きく左右する外壁と屋根。
外壁のイメージに合わせて屋根の色や素材、役物を上手に選ぶことで、外観イメージの統一感がさらにアップします。
今回は、外壁材と屋根材のコーディネート術をご紹介!
家づくりをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
●色合わせで統一感を演出
統一感を出す外壁と屋根の色の組み合わせは、同色系でまとめる方法、そして無彩色でまとめる方法の主に2つのパターンがあります。
同色系でまとめる方法では、ベージュの外壁にブラウンの屋根、グレーの外壁にチャコールグレーの屋根など、同じ色味でまとめることで、落ち着いた統一感のある印象に。
また、白、黒、グレーなどの無彩色でまとめる方法では、シックで都会的な印象を与えられます。
素材感の違いで変化をつけると、さらに洗練された雰囲気を演出できますよ♪
●屋根形状と屋根材はデザインテイストに合わせて
屋根の形状や素材選びも、外観の印象を左右する重要な要素です。
切妻(きりつま)や寄棟(よせむね)といった山形の屋根は、どんな外観にもマッチしやすいオーソドックスな形状です。
一方で、片流れ屋根やフラットな陸(ろく)屋根は、スタイリッシュな印象を与えます。
屋根材については、重厚感を出したい場合は瓦屋根、モダンでシンプルな印象にしたい場合にはスレート屋根や金属屋根など、家のデザインテイストに合わせた屋根材を選ぶことで、より統一感のある外観をつくり出せます。
●上手な役物選びで個性をプラス!
屋根の端部や棟部分に取り付けられる「役物」は、意外に目につきやすい部分。
コンパクトに納めてすっきりとした印象にしたり、屋根と異なる色で個性をアピールしたり、外観イメージをさりげなく変えることができます。
マイホーム計画の際は、今回ご紹介したポイントを参考に、理想の外観を実現してみてくださいね!
ヤング開発では、お客様の理想の住まいづくりをサポートいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
今回は、明石市のF様邸にお邪魔し、思い出に残るエピソードやお気に入りポイント、住み心地などをお伺いしました。
Q.家を買おうと決意したきっかけは?
私(奥様)は「絶対に一軒家に住みたい」という憧れがあったので、結婚したタイミングで家を建てました。
一度マンションに住んでしまうと初期費用や引っ越し費用もかかりますし、その後一軒家を買うことになったらまた引っ越しをしなければいけないので、だったら最初から一軒家を買って、出費を抑えたかったというのもあります。
Q.この分譲地とヤング開発を選んだ理由は?
姉もヤング開発で家を建てていたので以前から知っていて、たまたま希望エリアに良い物件があったので購入を決めました。
角地でしたし、目の前に公園があって「住みやすそうだな」と感じました。
実際に住んでみると静かで風通しも良く、とても住みやすいです。
Q.家づくりでこだわったポイントは?
僕(ご主人)は仕事から帰ったら絶対にまずお風呂に入るので、玄関からすぐお風呂に行ける動線にしたことが一番こだわったポイントです。
買い物から帰った時、すぐに荷物を置いて収納できる回遊動線にしたことも良かったですね。
白と黒で統一したモダンな家にしたいなと思っていたので、イメージ通りに仕上がり満足しています。
シンプルでホテルライクな雰囲気も気に入っています。
テレビの上の間接照明もこだわったポイントです。
主寝室にプロジェクターを置きたいと設計士に伝えたら、壁紙やカーテン選びのアドバイスをくれ、見やすい高さやベッドの向きなども全部確認してくれて、いざ付けたら最高!
完璧でした!
Q.住み心地はいかがですか?
家事がしやすいと感じます。
ソファに座っている旦那さんと喋ったり、テレビを見たりしながら料理できるのがとてもいいですね!
収納を多く取ったことも良かったなと思っています。
取りやすいところに置き、見えないように全部しまっているので「生活感がない」とよく言われますね。
すごく悩んで一から決めた家なので、仕事が終わっても「家に帰ってこられる楽しみ」みたいなものがあって、マイホームっていいなと思いましたね。
Q.これから家づくりをする方へのアドバイス
“一生物”の家だからこそ、妥協は絶対してはいけないなと思いました。
どこかで妥協をしてしまうと住んだ後に後悔することになるので、「もうこれでいいか」ではなく、お互いが「これめっちゃいい!」「この家だったらいいな」と思えるまで悩んだ方が良いと思います。
何度も要望を言うことに気を使っていたのですが、そのことを設計士に伝えたら「もう全然、悩んで」「言ってよ~」という風に言ってくれました。
一度も嫌な顔をせずに対応してくれたからこそ、最終的にこの間取りにたどり着いたのかなと思います。
F様、どうもありがとうございました!
新居でご家族仲良くお幸せにお過ごしくださいね!
▼F様のインタビューは動画でもご覧いただけます▼
https://www.yangu-kaihatsu.co.jp/02housing/voice/vol.70.htm
▼【お客様の声】一覧はこちら▼
あけましておめでとうございます。ヤング開発です。
ヤング開発では、本日1月4日(土)より「新春大感謝祭」を開催いたします!
「新春・現地見学会」(1/4・5・6・11・12・13)にご来場いただいた方に8点の“福”を詰め込んだ福袋をご用意して、皆様のお越しをお待ちしています♪
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シンプルで物足りなさを感じる部屋でも、アクセントクロスを上手に取り入れることで一気にあか抜けたおしゃれな空間に!自分好みの色や柄を選べば、手軽にこだわり空間を実現できます。
しかしアクセントクロスは意外に奥が深く、色柄選びや組み合わせが難しいアイテムです。
そこで今回は、後悔しないアクセントクロスの選び方を解説します。さらに、ヤング開発が実際に手掛けたおしゃれな施工事例、おすすめの配置スペースをあわせてご紹介!
「おしゃれで洗練されたインテリアを実現したい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
アクセントクロスの基礎知識
アクセントクロスとは?おしゃれなインテリアを実現する壁紙の役割
アクセントクロスとは、部屋の一部にメイン部分と異なる色や柄の壁紙を貼ることで、空間にアクセントを与えるものです。
メインの壁紙とは異なる素材や質感を選ぶことで、より個性的な空間を演出しながら、視覚的な印象を引き立てる役割も果たします。
大掛かりな工事や追加の設備が必要なく部屋の印象を大きく変えられるため、手軽に取り入れられるコストパフォーマンスの良いインテリア手法として、新築やリフォームでも多くの方に採用されています。
特に近年は、多様なデザインの壁紙が豊富にラインナップされ、より自由に個性を表現できるようになりました。シンプルなデザインから大胆な柄まで、選択肢の広さがアクセントクロス人気の理由の一つといえるでしょう。
アクセントクロスのメリット・デメリット
【メリット】
・部屋の雰囲気を簡単に変えられる
・空間を広く見せたり、特定のエリアを強調できたりする
・個性を演出できる
・比較的低コストで実現できる
【デメリット】
・選択を間違えると、ちぐはぐな印象になる可能性がある
・飽きてしまった場合の変更が面倒
・サンプルと実物に差がある場合がある
アクセントクロスは低コストで部屋の雰囲気を大きく変えられる点が大きなメリットです。色の組み合わせによっては、空間に奥行きを感じさせ、実際の面積より広く見せたりすることも可能です。
好きな柄や色を選べるため、インテリアにこだわりを持つ方にとっても魅力的なアイテムといえるでしょう。
ただし、ベースの壁紙や部屋の雰囲気にマッチしないアクセントクロスを選んでしまうと、おしゃれとは程遠いインテリアとなってしまう可能性もあります。
色柄の印象が強い壁紙を選んだ際には、サンプルの状態と大きな壁面に貼り付けた実物のイメージが大きく異なって見えることもある点に注意が必要です。
アクセントクロスに向いている場所・向いていない場所
アクセントクロスは、リビングのテレビ背面や寝室のベッドヘッドなど、視線が集まりやすい場所に貼ると効果的です。
色柄や組み合わせに配慮して選べば、洗面所やトイレの背面、ニッチの壁といったスペースの狭い場所でも空間をおしゃれに彩ります。
一方で、複雑な形状の壁や収納・家具が多い場所などは、雑多な印象になるため不向きといえるでしょう。また、リビングなど広い部屋の天井全体に貼るなど、面積が広すぎる場合もアクセントクロスの効果が薄れてしまいます。
【基本】アクセントクロスの選び方
アクセントクロスを効果的に使うためには、色・柄・素材をバランスよく選ぶことが重要です。ここでは、それぞれの選び方のポイントを解説します。
色の選び方
色を選ぶ際は、部屋全体のインテリアに合わせて選ぶのが基本です。
例えば、モダンなインテリアにはモノトーンやダークトーンが似合い、ナチュラルな空間にはベージュやブラウンといったアースカラーが適しています。一方、可愛らしい空間や子供部屋にはパステルカラーや花柄などがおすすめです。
色の心理的効果も考慮しましょう。例えば、青は冷静さ、緑は安らぎを与え、黄色は明るさや活気を演出します。
また、複数の色を組み合わせる際は、色のトーンや彩度を考慮し、全体のバランスを意識することが重要です。
例えば、ベースカラーを落ち着いたトーンにし、アクセントカラーを鮮やかな色にすることで、洗練された空間を演出できます。
色の組み合わせは色相を環状に配置した「色相環」を参考にすると、効果的な組み合わせを見つけることができるでしょう。反対色の組み合わせは刺激的で活気のある印象に、似た色の組み合わせは統一感のある落ち着いた印象になります。
ベースカラーとアクセントカラーの組み合わせだけでなく、柄の選び方にも影響しますので、色選びと柄選びは同時に行うのがおすすめです。
柄の選び方
柄を選ぶ際は、部屋の広さや用途に合わせることが重要です。小柄は狭い空間に、また、大柄は広い空間で大胆に取り入れると、インテリアに統一感が生まれます。
定番のストライプ柄やドット柄、花柄などは、さまざまなインテリアスタイルに合わせやすくおすすめです。
個性的な柄に挑戦する場合は、他のインテリアアイテムとのバランスを大事にしましょう。例えば、北欧風のインテリアには、丸みのあるパターン模様や自然をモチーフにした柄が、また、モダンなインテリアには、ストライプ柄や幾何学模様が、それぞれ相性が良いでしょう。
素材の選び方
近年はさまざまな機能性に富んだ壁紙も多く展開されていますが、ベーシックな壁紙に比べるとやや単価が高くなる傾向にあります。
そこでおすすめなのが、貼る場所が限定されるアクセントクロスとして機能性壁紙を取り入れる方法。例えば、玄関やトイレに消臭・防汚効果のある壁紙、キッチンに抗菌・耐水効果のある壁紙を選べば、デザイン性と機能性を両立した内装が実現できます。
また、壁紙には一般的なビニールクロスだけでなく、和紙や織物、塗り壁風など、さまざまな素材のものがあります。
こうした壁紙は通常高い材料費・施工費がかかりますが、アクセントクロスを採用するのであれば施工面積が限られるため、低コストで高品質かつ表情豊かなインテリアを実現できます。リビングや和室など、特にインテリアにこだわりたい部分への採用がおすすめです。
失敗知らず!アクセントクロス採用時のポイント
アクセントクロスを効果的に活用し、理想のインテリアを実現するためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。ここでは、アクセントクロス導入時のポイントを4つご紹介します。
インテリアテイストに合わせる
アクセントクロスを選ぶ際には、空間全体のインテリアテイストに合わせることが大切です。床・天井・ドアなどの色を考慮したうえで、最終的に目指したいインテリアのテーマにマッチした色柄を選びます。
例えば、ナチュラルでシンプルなインテリアには、淡い色や木目調・塗り壁調の壁紙がよく合います。一方で、モダンなスタイルには、モノトーンカラーや石目調・幾何学模様のクロスが効果的です。
ただし、使用する壁紙によって空間の印象は大きく変わるため、事前にイメージを固めておくことが重要です。例えば、石目調クロスは高級感や重厚感を演出しますが、使用する色によっては重い印象になってしまう可能性も。幾何学模様はモダンでスタイリッシュな雰囲気を醸し出しますが、柄が大きすぎると圧迫感を与えかねません。
また、同じ壁紙でも、照明や光の当たり方によって見え方が変わる点にも注意が必要です。
貼る場所を厳選する
アクセントクロスは空間の中で際立つ存在となるため、貼る場所を厳選することが大切です。
おすすめなのは、扉を開けたときに視線が集まりやすい場所。目立つ壁に貼ることで、壁紙が部屋のアクセントとして効果的に機能します。
ベースクロスよりも暗めカラーのアクセントクロスを空間奥の壁に使用すると、奥行きが増して部屋が広く見える効果も期待できます。
同じ場所に違う色柄のアクセントクロスを複数貼ることもありますが、これはかなりの上級テクニックです。あまりにも個性的なアクセントクロスや壁紙の組み合わせは失敗につながりやすく、後に飽きやすくなる可能性も高いため、基本的にはひとつの空間に1種類のアクセントクロスを選び、最適な配置場所を見極めましょう。
面積は全体の10~20%程度にする
アクセントクロスを採用するときは、部屋全体の壁面積の10~20%程度に抑えるのが理想です。これにより、全体のバランスを保ちながらアクセント効果を最大限に発揮できます。
例えば、LDKなどの広い空間で一面の壁のみに使用すればまとまりとメリハリのある空間になり、トイレなどの小さな部屋では背面の壁だけに貼ることで、圧迫感を避けることができます。
サンプルなどで実物を確認する
アクセントクロスを選ぶ際には、必ず実物のサンプルを確認しましょう。
カタログやインターネット上の画像では、実際の色や質感が分かりづらいことがあります。サンプルを取り寄せて実際の壁に当ててみることで、光の当たり具合や部屋の雰囲気との相性を確認することができます。
ただし、色には「面積が大きいほど明るく鮮やかに見える」という「面積効果」がある点には注意が必要です。小さなサンプルだけ見て選ぶと、実物がイメージと大きく異なる結果となってしまうことがあります。できる限り大き目のサンプルを使い、面積効果も考慮しながら選びましょう。
可能であれば、数枚のサンプルを壁に貼って比較検討したり、実際に施工された部屋の実物や写真などを参考にしたりすると、よりイメージに近い仕上がりを実現できるでしょう。 また、照明の種類や明るさによっても色の見え方が変わるため、昼と夜で確認するだけでなく、使用する照明器具を考慮することも大切です。
【施工事例】アクセントクロスの成功例
ここからは、ヤング開発が実際に手掛けたアクセントクロス使用の施工事例を紹介します。
コントラストが美しいダークカラーのアクセントクロス
シンプルな空間の天井一部にダークカラーのアクセントクロスを合わせれば、都会的なスタイリッシュさのあるモダンな空間が完成。
キッチンなどの設備機器や家具のテイストも揃えることで、統一感のある洗練されたインテリアが実現します。
北欧テイストのカラーが目を引くアクセントクロス
キッチンダイニングの壁一面に、淡いグリーンの壁紙を採用。
空間に柔らかさとフレッシュさを加えながら、居心地の良いリラックス感を演出しています。フローリング、天井の木目と合わせ、ワンランク上のナチュラルテイストを実現しました。
落ち着き感たっぷり!和室のアクセントクロス
一息つく休憩スペースとして、客間として、さまざまな使い方ができる和室は、ブルーグレーのアクセントクロスで落ち着き感を演出。
ダークカラーの畳や異素材を組み合わせた折り上げ天井により、より上質で洗練された雰囲気になりました。
アクセントクロスは和室だけでなく、リビング一角などの「畳スペース」に採用するのもおすすめです。リラックス感をアップできるだけでなく、LDKのおしゃれなアクセントになるでしょう。
ゆるやかにゾーニングするワークスペースのアクセントクロス
近年人気のワークスペース。LDKの一角に配置することで、在宅仕事やお子様の学習など、家族全員にとって使いやすい場所になります。
ワークスペースにアクセントクロスを採用すれば、家族の集まる空間とゆるやかにゾーニングすることが可能に。紫や青といった寒色の壁紙を貼ることで、集中力を高める効果も期待できます。
上質空間を演出する折り上げ天井のアクセントクロス
ペニンシュラキッチンとつながるダイニングを、さらにダイナミックに演出する折り上げ天井のアクセントクロス。
真っすぐに伸びたラインを強調することで、空間に奥行きを与え、伸びやかに広く見せる効果を発揮します。
ペンダントライトや間接照明をあわせれば、よりおしゃれで上質な空間を演出できます。
アクセントクロスの配置におすすめのスペース
アクセントクロスは貼る場所を厳選すれば、より効果的なインテリアコーディネートが可能になります。ここからは、おすすめの配置スペースを紹介します。
キッチン背面
ペニンシュラ型やアイランド型など、特にオープンタイプのキッチンでおすすめしたいのが、キッチン背面のアクセントクロスです。
ロータイプのカップボードと合わせれば、大きな面積で効果的におしゃれな空間が演出できます。
キッチンが暗くならないよう、色柄は明るいものがおすすめです。耐水性や耐汚性のあるクロスなら、お手入れも楽になるメリットがあります。
テレビ背面
リビングの中でも大きな壁面積を確保しやすく、目立つ位置にあるのがテレビ背面の壁。アクセントクロスを採用することで、存在感を発揮して空間にメリハリを生み、おしゃれな空間に整えます。
ダークトーンのクロスや凹凸があるデザインを選ぶと、テレビ画面とのコントラストが美しく映え、趣のある空間になるでしょう。間接照明とあわせて計画すれば、よりおしゃれで洗練されたリビングになります。
トイレ・洗面室背面
トイレや洗面室といったスペースは、面積が小さい分インテリアのこだわりを発揮しやすい場所です。
濃い色や大胆な柄の壁紙でもトイレや洗面室なら採用しやすく、自分の好みを全面的に表せます。照明器具などもあわせて計画すれば、おしゃれなこだわり空間が実現できるでしょう。
アクセントクロスは圧迫感が出ないように壁一面だけに採用するのがポイント。防水性や消臭効果のある壁紙もおすすめです。
玄関
家の顔となる玄関まわりも、アクセントクロスの配置におすすめのスペースです。
玄関ドアを開けて正面に見える壁や、靴箱やシューズクロークの背面にアクセントクロスを貼ることで、視線を集め空間を効果的に引き締めます。
背面に暗めの色を配置する奥行き効果を利用すれば、狭くなりがちな玄関まわりを広く見せることも可能です。
壁ニッチ
飾り棚やスイッチスペースとしても人気の壁ニッチは、アクセントクロスとの相性がとてもいい場所です。アクセントクロスを貼って存在感を出すことで、よりおしゃれで遊び心のある空間にできるでしょう。
メモなどを貼り付けられる「マグネットクロス」も、ニッチとの組み合わせで近年人気の仕様です。
折り上げ&下がり天井
キッチンやリビング、畳スペースなどの天井仕上げとして人気の「折り上げ&下がり天井」。
天井の一部を上げる、または下げることで、ゾーニング効果やデザイン性のアップを図る天井ですが、アクセントクロスを合わせることでその効果をより強く発揮させます。
寝室のベッド上部に下がり天井と暗めのクロスを採用し、リラックス感を演出するのもおすすめです。
まとめ|アクセントクロスでワンランク上のインテリアに
いかがでしたでしょうか?アクセントクロスは選び方によって、部屋の印象を大きく変化させます。
上手に採用すれば、インテリアテイストをより際立たせながら空間をおしゃれに彩る存在となるでしょう。今回紹介した内容を参考に、ぜひこだわりのマイホームを実現してみてくださいね。
ヤング開発の分譲住宅では、それぞれ異なるテーマやデザインを反映しながら、一邸ずつこだわりの設計を行っています。
さらに、お客様のご希望に合わせた間取りへの変更や、多くの設備・仕様の中からお好きなものを選べる『注文家創り』を標準仕様としているため、「我が家だけ」のお気に入りポイントがある充実した家づくりが可能です。
おしゃれなマイホームを実現したいとお考えの方は、ぜひヤング開発までお気軽にご相談ください。
こんにちは、ヤング開発です。
あっという間に過ぎた2024年。
皆様にとってどのような一年でしたでしょうか?
世界情勢の不安定さや物価上昇など、社会全体が変化の波にさらされた一年でしたが、同時に新しい技術やサービスが次々と登場し、未来への希望を感じる出来事も多かったのではないでしょうか。
ヤング開発にとっても、2024年は大きな飛躍の年となりました。
特に、選べる標準仕様として「HEAT20 G2グレード」の住宅が登場したことは、大きな転換点となりました。
これまで以上に性能にこだわった家づくりが可能になり、多くのお客様からご好評をいただいております。
高性能住宅への関心の高まりを肌で感じ、身の引き締まる思いです。
また、大変光栄なことに、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」特別優秀賞を5年連続で受賞させていただくとともに、省エネ住宅特別優良企業賞とのダブル受賞も3年連続で達成することができました。
高性能なZEH住宅を全戸標準仕様とする当社の取り組みが評価された結果であり、社員一同、大変嬉しく思っております。
来年春には、人気の明石市で分譲中の「デュオプレステージ西明石駅前クレスト」が竣工予定です。
駅前の好立地ということもあり、多くのお問い合わせをいただいております。
興味を持たれた方は、ぜひモデルルーム見学にお越しください。
来年も、お客様に安心してお過ごしいただけるよう、より一層の企業努力を重ね、快適に暮らせる家づくりに真摯に取り組んでまいります。
また、省エネルギー住宅のリーディングカンパニーとして、ZEH住宅をはじめとする環境に配慮した住宅の普及に努めていく所存です。
そして、ヤング開発の家づくりの特徴や魅力をより多くの方々にお伝えするため、YouTube、Instagram、Facebook、TikTok、X(旧Twitter)、そしてこのブログなど、さまざまな媒体を通して引き続き情報発信を続けてまいります。
ぜひ来年も、私たちのHPやSNSにご注目いただけたら幸いです。
来る2025年も、ヤング開発をどうぞよろしくお願いいたします。
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12月30日(月)~翌年1月3日(金)まで年末年始のお休みをいただきます。
新年は1月4日(土)より営業を開始いたします。
家の印象を決定づける外観のデザイン。
せっかくマイホームを購入するなら、できるだけおしゃれな外観にしたいですよね。
しかし、家の外観デザインを構成する要素はさまざまで、どんな風に組み合わせたらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、おしゃれな外観デザインの3つの要素(形状・素材・色彩)と、失敗しないためのポイントを解説します。シンプルモダン、ナチュラル、北欧風など、人気の外観スタイルの実例もご紹介するので、新築やリフォームをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれな外観デザインをつくる3要素
住まいの外観デザインを左右する要素には「形」「色」「素材」があります。
この3つの選び方を知っておくと、よりおしゃれな外観の家にすることができます。
それぞれのバリエーションや特徴について、詳しく解説していきましょう。
家の外観をつくる要素①「形」
家の形に迷ったときは、建物の胴体部分と屋根の形を分けて考えてみましょう。
胴体部分は凹凸が少ないシンプルな形にするか、逆に凹凸のある少し複雑な形にするかを選びます。
そのうえで、屋根の形を山型の「切妻(きりつま)屋根」や「寄棟(よせむね)屋根」にするのか、モダンな印象の「片流れ屋根」やフラットな「陸(ろく)屋根」にするかを決めていくと、バランスの取れたおしゃれな外観になります。
【家の胴体部分のバリエーション】
・シンプルな形状
四角形や長方形など。すっきりとした印象になります。
・複雑な形状
L字型や中庭を囲むコの字型、複数の四角形を組み合わせた形など。変化のある外観になります。
【屋根のバリエーション】
・切妻屋根
正面から見ると山型に見える、オーソドックスな屋根形状です。和と洋、どちらにもマッチします。
・寄棟屋根
中央の棟から4方向に流れる屋根面を持つ屋根。落ち着いた雰囲気を演出します。
・片流れ屋根
傾斜した一枚の屋根面の形状。シンプルでモダンな雰囲気の外観になります。
・陸屋根
庇がほとんどない平らな屋根。直線的でシャープな印象が特徴です。
家の外観をつくる要素②「色」
家の外観における色彩は、全体の印象を大きく左右する重要な要素です。壁の色の組み合わせ方次第で、モダンにも、ナチュラルにも、そして個性的な外観にもできます。
組み合わせを考える際は、大きく分けて、ベースカラー、アクセントカラー、そして全体の配色バランスの3つのポイントを押さえることが大切です。
【ベースカラー】
ベースカラーは家のベースとなる色です。外壁の面積の大部分を占めるため、家の印象を決定づける重要な役割を果たします。
白やベージュなどの明るい色は清潔感や開放感を、黒やグレーなどの暗い色は重厚感やモダンな印象を与えます。
【アクセントカラー】
アクセントカラーは、ベースカラーを引き立てる色です。ツートンカラーの差し色として用いたり、窓枠や玄関ドア、屋根などに用いたりすることで、ベースカラーを引き立て、家の個性を演出します。
木目調はナチュラルな雰囲気に、金属色はモダンな雰囲気にと、素材や柄によっても異なる印象を与えられます。
【配色バランス】
ベースカラーとアクセントカラーの組み合わせ、そして色の割合(配色バランス)によって、家の外観全体の調和を図りましょう。
ツートンカラーはシンプルながらもメリハリがあり、3色使いはより複雑で個性的な印象になります。
色の組み合わせは無限にありますが、多色使いしすぎるとまとまりがなくなるため、使用する色は最大3色程度に抑えるのがポイントです。
家の外観をつくる要素③「素材」
外壁の素材にこだわると、手軽におしゃれさをプラスできます。
素材によって家の印象は大きく変わり、モダンにも、ナチュラルにも、和風にも変化します。また、室内のインテリアにも合わせて素材選びをすると、統一感のある家づくりができます。
以下に、代表的な外壁材の特徴をまとめました。
【窯業(ようぎょう)系サイディング】
サイディングには、窯業系、金属系、木質系、樹脂系の4つがあり、日本の住宅で最も多く用いられている外壁材が窯業系サイディングです。メンテナンスが比較的容易で、デザインの自由度が高いのが特徴です。豊富なデザインやカラーバリエーションから選択できるため、幅広いスタイルの住宅に適しています。
しかし、長年放置しておくと、ヒビ割れや剥がれなどが発生するため、定期的な塗装が必要になります。
【金属系サイディング(ガルバリウム鋼板など)】
金属系のサイディングは、スタイリッシュでモダンな印象があり、耐久性の高いことが特徴です。軽量で耐震性にも優れているため、メンテナンス費用が抑えられます。そのため、長期的に見るとコストパフォーマンスにも優れているといえます。
一方で、デザインが限られる場合があるの、希望するデザインを実現できるか事前に確認しましょう。
【タイル】
焼き物ならではの重厚感と高級感があり、耐久性・耐火性に優れています。 デザインや色、素材も豊富で、さまざまなスタイルの住宅にマッチします。邸宅から個性的なデザイン住宅まで幅広く採用されています。
ただし、初期費用は比較的高額になる傾向があります。また、メンテナンスフリーといわれることもありますが、目地部分は定期的なメンテナンスが必要です。
【モルタル】
職人の技術によってさまざまなテクスチャを表現できるため、デザインの自由度が高く、高級感のある仕上がりになります。特に、左官職人の手仕事による独特の風合いは、ほかの素材では表現できない魅力があります。
しかし、費用が高く、ひび割れしやすいというデメリットがある点には注意が必要です。
【木材】
自然素材ならではの温かみがあり、経年変化を楽しめる点が魅力です。調湿効果や断熱効果があり、自然な風合いは住まいに安らぎを与えます。
しかし変形や変色のリスクがあるため、見た目の美しさを長期間維持し続けたいと考える人には不向きといえるでしょう。
失敗しない外観づくりのポイント
外観デザインは、3つの要素以外に次のポイントにも注意して選ぶと、よりおしゃれで満足度の高い家づくりが実現します。
・デザインテイストを明確にする
・周囲の環境との調和を考える
・窓の位置もあわせて検討する
・サンプルと実物とのイメージ違いを考慮する
それぞれ詳しく解説します。
デザインテイストを明確にする
おしゃれな外観を実現するためには、まず家のデザインテイストを明確にすることが重要です。デザインテイストを定めてから色や素材を決めれば、外観全体に統一感が生まれ、ちぐはぐな印象を防ぐことができます。具体的な外壁材を選ぶ前に、まずはご自身好みのスタイルを選ぶことから始めましょう。
具体的な外観イメージを探すには、住宅雑誌やSNS、住宅会社の施工事例などを参考にするのがよいでしょう。写真を見ながら、どのような色、素材、形状が気に入るのかを分析して、理想の外観に近づけます。
また、家族全員で話し合い、それぞれの希望を共有することも大切です。それぞれの好みを尊重しつつ、共通のイメージを持って計画を進めれば、より満足度の高い家づくりを実現できるでしょう。
周囲の環境との調和を考える
外観は、個性を主張するだけでなく、まわりの家や街並みとの調和も考えて計画しましょう。周囲の環境とのバランスを意識することで、街並みによくなじむ外観を実現できます。
具体的なポイントは以下の通りです。
【外観の色】
周囲の家の色と調和する色を選びましょう。周りの家が落ち着いた色合いの場合は、できるだけ目立つ色を避け、同じような落ち着いた色に。逆に、明るい色の家が多い場合は同系色で考えるか、または補色(反対色)を使うなど工夫しましょう。
【外観のデザインテイスト】
外観デザインは周囲の家と近いテイストを選ぶと、街並みにうまく溶け込みます。全く同じテイストでつくる必要はありませんが、あまりにもかけ離れたデザインは周囲から浮いてしまうため要注意です。
周辺の家と似通った屋根形状や素材を選んで、街並み全体を見渡した時に違和感が出ないような外観づくりを心がけましょう。
【外構・庭づくり】
庭木や生垣などは、家と周囲の環境をつなぐ役割を果たすものです。景観になじむ外観になるよう、周囲とのバランスを見ながら植栽を取り入れましょう。
地域の気候に適した植物を選べば、住む人も道行く人も季節の変化を楽しめる外構になります。
窓の位置もあわせて検討する
住まいの窓の位置も、外観のデザインに大きく影響します。採光や通風といった機能面だけでなく、外観デザインとのバランスも考慮しましょう。
例えば、同じ大きさの窓を等間隔に並べると、整然としたモダンな印象になります。逆に、大小さまざまな窓をランダムに配置すれば、動きのある個性的な外観になります。縦長の窓はスタイリッシュな印象に、横長の窓は広々とした印象をプラスします。
また、窓枠の色や素材も外観の印象を左右する要素です。外壁の色とコントラストのある色を選ぶと、窓が強調されアクセントになります。たとえば、木製の窓枠はナチュラルで温かみのある印象に、金属製の窓枠はシャープでモダンな印象になるなど、質感によってもイメージに変化をつけられます。
サンプルと実物とのイメージ違いを考慮する
外壁材をサンプルで確認しただけで決めてしまうと、出来上がったときに「イメージと違う!」ということがあるため注意が必要です。小さなサンプルでは全体のイメージをつかむのは難しいため、ある程度の大きさで確認することが重要です。
また、ショールームの照明と太陽光では見え方が異なるため、サンプルは必ず屋外で確認しましょう。
サンプル単体では素敵に見えても、実際に家全体に用いた際に、ほかの素材との調和がとれ、周囲の環境になじむかどうかはわかりません。住宅会社に完成イメージ図を作成してもらったり、実際に同じ外壁材が使用されている物件を見学したりして、具体的なイメージを事前に確認しておきましょう。
また、外壁材は経年によって質感が変化することも忘れずに。施工事例写真などで、経年変化後の様子も合わせて確認しておきましょう。
サンプルだけでなくさまざまな情報源を活用しながら検討し、理想の外観に近づけていくようにしてください。
【施工事例】おしゃれな外観デザイン実例
ここからは、ヤング開発が実際に手掛けた住宅のおしゃれな外観を紹介します。
シンプルモダンスタイル
直線的なフォルムとモノトーンの色合わせが特徴の外観。スタイリッシュで洗練された印象を与えます。
ナチュラルスタイル
ホワイトベースにアースカラーの組み合わせがおしゃれな外観。落ち着きのある明るい雰囲気を演出します。
ヨーロピアンスタイル
優雅な曲線や装飾を取り入れた、華やかな印象の外観。洋瓦と玄関周りのレンガモチーフが上質なアクセントになっています。
キューブスタイル
箱型のシンプルな形状がモダンな印象の外観。無駄のないミニマルな雰囲気を醸し出します。
北欧スタイル
木目調の雰囲気を活かした、シンプルながらもあたたかみのあるデザイン。落ち着きのある色づかいながらも暮らす人の個性を感じさせる外観になっています。
まとめ|基本を押さえて理想の外観を実現しよう
外観デザインの基本を知っておくと、おしゃれな住まいを選びやすくなります。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ理想のマイホームを実現してくださいね。
ヤング開発が手掛ける『注文家創り』なら、お客様のお好みに合わせて外観デザインをアレンジできます。分譲住宅のコストパフォーマンスのよさで、注文住宅並みの自由度を実現できる点もポイントです。
また完成済の物件も、建築デザイナーのこだわりを詰め込んだバリエーション豊かな住宅を多数ご用意!
「家づくりをするなら外観にもこだわりたい!」という方は、ヤング開発までぜひお気軽にお問い合わせください。
こんにちは、ヤング開発です。
いよいよ今年も残りわずかとなりましたね。
今回は、2024年を振り返り、ヤング開発の公式インスタグラム投稿の中で最も「いいね」や、保存、シェアなどの多かった人気投稿トップ5をご紹介します!
●まずは第5位から!
ROOM TOUR「多様な収納と小上がり畳コーナーのある家」(2月27日投稿)
https://www.instagram.com/p/C31H2HEJOg6/
ナチュラルな木目調の内装がおしゃれなモデルハウスをリール動画で紹介しました。
リビング横の小上がり畳コーナーや、大容量のシューズクロークやパントリーといった収納、分離タイプの洗面・脱衣室など、暮らしやすさがたっぷり詰まった間取りが魅力♪
家事ラク間取りを実現したい方、子育て世代の方は、ぜひ参考にしていただきたい投稿です。
●第4位!
「2階ホール活用アイデア5選」(5月7日投稿)
https://www.instagram.com/p/C6pQnXBpgtS/?img_index=1
階段を上がった先にある2階ホールは、実は可能性に満ち溢れた空間です♪
吹き抜けの壁を利用してシアタールームのようなおうち映画館に、カウンターを設置して書斎・学習スペースや趣味の空間に、さらに、セカンドリビングやヌックのようなくつろぎスペース、室内干しやお誕生日フォトのスペースとして活用!
つい真似したくなる2階ホールの活用アイデアを5つ集めました。
●続いて第3位!
「壁で雰囲気が変わる!トイレの実例5選」(2月6日投稿)
https://www.instagram.com/p/C2_8Voco1s_/?img_index=1
使用頻度が高く、目にする回数も多いトイレ。
お気に入りの空間にできると、使うたびにうれしい気持ちになれそうですね♪
この投稿では、「トイレの壁」に注目しておしゃれな実例を紹介しています。
インテリアテイストに合わせた壁紙、便利な「ふかし壁」など、トイレの印象を変えるアイデアが盛りだくさん!
ぜひ、おしゃれな空間づくりの参考にしてくださいね。
●第2位は…!
「海外風の外観5つ集めました」(1月3日投稿)
https://www.instagram.com/p/C1ooL8WtveI/?img_index=1
外観は、家の印象を大きく左右します。
心から好きだと思える住まいにするためには、外観にも好みやこだわり反映したいところ。
この投稿では、北欧風やフレンチ風、南欧風など、まるで海外のお家のような外観を5つ集めています。
「ちょっと他とは違う家づくりがしたい!」とお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
●そして第1位に輝いたのは…!
「過ごしやすい!半個室型のワークスペース」(6月18日投稿)
https://www.instagram.com/p/C8Vg4KGqi9E/?img_index=1
2024年の1位にランクインしたのは、「半個室型のワークスペース」の魅力をお伝えした投稿でした!
半個室型のワークスペースは、ほどよいおこもり感があるため、家族の気配を感じながらも作業にしっかり集中できるのが大きなメリット。
お仕事はもちろん、お子様の学習スペースや趣味の空間にも使いやすいため、ワークスペースの採用を検討する方には、ぜひチェックしていただきたい内容です♪
2024年のインスタグラム投稿では、「ワークスペース」や「2階ホール」など、住まいのプラスアルファの活用法を扱う内容が人気を集める結果となりました。
たくさんの方に見ていただいているようで、スタッフ一同、大変うれしく思っています。
2025年も、マイホームをご検討中の方に役立つ情報をたくさん発信していきますので、引き続きヤング開発の公式インスタグラムをチェックしてくださいね!
▼ヤング開発【公式インスタグラム】はコチラ▼
https://www.instagram.com/yangu_kaihatsu/
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分譲地とは、複数の住宅を建てるために区画整理された土地のことです。分譲地は周辺の土地に比べコストパフォーマンスが高いことも多く、一戸建てを建てるための土地を探している方にとって、魅力的な選択肢の一つといえるでしょう。
しかし、分譲地にはメリットもあればデメリットもあり、購入前に注意すべき点が多く存在します。
この記事では、分譲地の特徴や宅地・建売住宅との違い、分譲地を購入する際のポイントについて詳しく解説していきます。
家づくりをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
分譲地とは?
分譲地とは、不動産会社やデベロッパーが一定の広さの土地を取得し、宅地として複数の区画に分割して販売する土地のことを指します。
田畑や山林など以前は住宅地ではなかった土地を、住宅が建てられるように造成・区画割し、販売された土地が分譲地です。それぞれの区画には、電気、水道、ガスなどの生活に必要なインフラが整備されているため、購入後すぐに住宅の建築に取り掛かることができるのが特徴です。
宅地との違い
「宅地」は、建物を建てるために使われる土地全般を指し、分譲地と比べて広い概念です。つまり、分譲地も宅地のひとつに含まれます。
ただし、すべての宅地が分譲地であるわけではありません。例えば、個人が所有している土地を売却する場合、それは宅地ですが分譲地ではありません。分譲地は、開発によって新たに住宅地として整備された土地である点が大きな特徴です。
分譲住宅・建売住宅との違い
分譲地はあくまでも「土地」の販売ですが、分譲住宅や建売住宅は「土地と建物」をセットで販売するケースを指します。
分譲住宅と建売住宅は同じ意味合いで使われるケースが多いものの、厳密には、分譲住宅は分譲地に建てられた住宅、建売住宅は1区画のみでも土地と建物がセットで販売された住宅という違いがあります。
分譲住宅や建売住宅では家が完成済のため、購入後すぐに住むことができる点が大きなメリットです。一方で、間取りやデザインが決められているため、家の設計に自由度を求める方には不向きといえるでしょう。
主な違いをまとめると、以下の表の通りとなります。
分譲地 | 分譲住宅 | 建売住宅 | |
販売対象 | 土地 | 土地+建物 | 土地+建物 |
区画数 | 複数 | 複数 | 1区画から |
建築の自由度 | 高い | 低い | 低い |
入居時期 | 建築後 | 即入居可 | 即入居可 |
ただし、近年は壁紙や床材といった一部の仕様をカスタマイズできる分譲住宅・建売住宅も多く展開されています。「注文住宅ほど労力はかけたくないけど、自分好みの家にしたい」という方には最適でしょう。
分譲地を購入するメリット
分譲地には、購入時から住宅建築、そしてその後の生活にいたるまで、さまざまなメリットが存在します。その主な内容は以下の通りです。
・価格がリーズナブル
・街並みが統一されている
・新しいインフラが整備されている
・近隣住民とのコミュニティが形成しやすい
それぞれ詳しく解説していきましょう。
価格がリーズナブル
一つ目のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。
分譲地は、開発業者が広大な土地をまとめて購入し、区画整理して販売するため、同エリア内の個別の土地よりも割安なケースが多々あります。
また、複数の区画が同時に売り出されるため、価格比較が容易で、予算に合った土地を見つけやすいという利点もあります。
街並みが統一されている
二つ目のメリットは、整った街並みが形成されていることです。
分譲地では、開発業者が街全体の景観を考慮して区画整理や建築基準を定めている場合が少なくありません。そのため、統一感のある街並みが形成され、美しい景観の中で生活を送ることができます。
新しいインフラが整備されている
三つ目のメリットは、新しいインフラが整備されていることです。
分譲地は、そのほとんどが新しく開発されたエリアであるために、電気、ガス、水道、下水道などのインフラが最新の状態に整備されていることが一般的です。新しいインフラは個人の意思で設けることができないため、分譲地ならではのメリットといえるでしょう。
また、将来的にインフラの老朽化によるトラブルが発生するリスクも低減されます。
近隣住民とのコミュニティが形成しやすい
四つ目のメリットは、良好なコミュニティが形成されやすいことです。
分譲地では、同時期に家を建てた家族が多く住むため、自然とコミュニティが形成されやすい環境にあります。
子育て世代が多い場合は、子ども同士が一緒に遊んだり、親同士が情報交換をしたりするなど、子育てにおけるメリットも期待できます。また、地域のお祭りやイベントなどに参加することで、地域との繋がりを深めることも可能です。
分譲地を購入するデメリット
分譲地はメリットばかりではありません。メリットだけでなくデメリットにも目を向け、慎重に検討することが重要です。その主な内容は以下の通りです。
・近所付き合いが負担に感じる可能性がある
・交通アクセスが悪い場合がある
・間取りやデザインに制約が生じる場合がある
それぞれについて解説していきます。
近所付き合いが負担に感じる可能性がある
分譲地に住む上でのデメリットとしてまず挙げられるのが、近隣住民との付き合いが負担になる可能性があることです。
分譲地では、住民同士のコミュニティが形成されやすく、イベントや行事への参加が推奨される場合もあります。これはメリットである一方、人付き合いが苦手な人やプライベートな時間を大切にしたい人にとっては、負担に感じることがあるかもしれません。
交通アクセスが悪い場合がある
分譲地は郊外や新興住宅地に開発されることも多く、交通アクセスが不便なケースもあります。
エリアによっては車が必須となる場所もあるため、通勤・通学や買い物などの利便性については事前にしっかりと確認する必要があるでしょう。
バスなどの公共交通機関が利用できる場合でも、本数が少なかったり、時間がかかったりする可能性があります。特に、通勤や通学に公共交通機関を利用する人にとっては、交通アクセスの良さは重要なポイントになります。
間取りやデザインに制約が生じる場合がある
間取りやデザインに制約が生じる可能性があることもデメリットとして挙げられます。
分譲地では、街並みの統一感を保つために、建物のデザインや色、高さなどに制限が設けられている場合があります。また間取りについても、土地の形状や大きさによって制限が生じる場合があるでしょう。
そのため、自由に間取りやデザインを決めたい方にとっては窮屈に感じるかもしれません。
分譲地の購入で後悔しないための注意点
分譲地を購入する際には、購入後に後悔しないようさまざまな点に注意する必要があります。
ここでは、分譲地選びで失敗しないためのポイントを解説します。
「建物条件付き」の有無
分譲地は、「建築条件付き」であるケースが多く存在します。建築条件付きの場合、指定された建築会社でしか家を建てることができません。
もし、すでに依頼したい建築会社が決まっている場合や、ハウスメーカーの規格住宅ではなく完全自由設計で家を建てたい場合は、建築条件のない土地を選びましょう。
交通の利便性
最寄りの駅までの距離や、バスなどの公共交通機関の有無は、毎日の生活に大きく関わります。最寄りの駅までの所要時間だけでなく、時間帯ごとの混雑状況や、始発・終電の時間なども確認しておきましょう。
また、車を利用する場合には、主要道路へのアクセスや駐車場の有無も重要なポイントです。特に車の保有台数が多い世帯では、駐車場の広さや台数、来客用の駐車スペースの確保なども考慮する必要があります。
周辺環境(学校、病院、公園など)の充実度
家族構成やライフスタイルに合わせて、周辺の環境が充実しているかを確認しましょう。
学校、病院、スーパー、公園などの施設が近くにあると、生活が便利になります。子育て世帯であれば、保育園や幼稚園、小中学校の場所や評判も調べておきましょう。
地盤の安全性
分譲地のあるエリアが地震や洪水などの災害に強いかどうかを確認することも大切です。必要であれば、地盤調査やハザードマップを参考にして安全性を確かめましょう。
また、地盤が弱い土地に家を建てると、地盤沈下や不同沈下などの問題が発生する可能性があります。購入前に地盤調査が行われているかを確認し、必要であれば追加調査を依頼しましょう。
道路の方角
分譲地に接する道路の方角も重要です。
南向きの道路に面した土地は日当たりが良いですが、価格が高くなる傾向があります。一方、北向きの道路に面した土地は価格が安くなる場合がありますが、日当たりが悪くなる可能性があります。
予算と希望の条件を考慮して選びましょう。
エリアの将来性
開発が進んでいるエリアは将来的に価値が上がる可能性があります。一方で、都市から離れているエリアは人口減少の影響を受け、将来的に土地の資産価値が下がるだけでなく、行政サービスや周辺施設の充実度が低下する恐れもあります。
人口推移の見通しや近隣エリアの開発予定、自治体のまちづくりに関する取り組みなどに注目し、土地の将来性について調べておくと安心です。
分譲地の購入手続きと流れ
ここからは、分譲地を購入する際の手続きと流れを具体的に紹介します。
土地探し
不動産会社やポータルサイトなどを利用して、希望のエリア、広さ、価格帯の土地を探します。
事前に希望条件と優先順位を明確にしておくことが、効率的な土地探しを実現するポイントです。
希望する土地の仮押さえ
気に入った土地が見つかったら、購入の意思を示す「買付証明書」を不動産会社に提出し、仮押さえを行います。
仮押さえの期間は物件によって異なりますが、一般的には2週間程度です。
仮押さえ期間中は他の希望者による購入を防ぎ、じっくりと検討する時間が得られます。
住宅ローンの仮審査
住宅ローンを利用する場合は、仮押さえと並行して住宅ローンの仮審査を受けます。
仮審査にかかる期間は2~3日ほどで、年収と借入額に問題ないかを簡易的にチェックされます。
借入額がギリギリの場合や、過去に借入金を滞納した経験があるなど不安要素がある場合は、早めに仮審査を受けておきましょう。
土地の売買契約・手付金の支払い
購入を決めたら、土地の売買契約を結びます。
契約日には、まず宅地建物取引主任者より重要事項の説明を受け、次に契約へと進みます。
契約時には、契約金額の5〜10%程度の手付金の支払いが必要です。手付金は現金での支払いが一般的なため、事前の準備を忘れないようにしましょう。
住宅ローンの本審査
本審査は仮審査よりも詳細な内容で行われます。銀行によっては審査結果が出るまで数週間から1ヶ月程度かかる場合もあるため、スケジュールに余裕を持って進めましょう。
借入額が減額されたり、審査を通過できなかったりした場合は他の金融機関を検討することになります。
金融機関と金消契約
住宅ローンの本審査を無事に通過したら、金融機関と「金銭消費貸借契約」いわゆる「金消契約」を結びます。
金銭消費貸借契約書には、融資額や借入条件、返済年数などが記載されており、実印で押印・記名することにより契約が結ばれます。
金消契約の締結後には土地購入のための融資が実行されますが、金融機関により実行日は異なります。あらかじめ金融機関の担当者に確認しておきましょう。
土地の引き渡し・登記
融資が実行される金融機関にて土地の残代金の支払いを行います。支払いの完了が確認されたら、引き渡し完了です。
同日に司法書士による土地の所有権登記が行われ、登記完了後に正式に土地の所有者としての権利が確定します。
まとめ|兵庫県(神戸・明石・加古川・高砂・姫路)の分譲地ならヤング開発
分譲地は、コストパフォーマンスの高さや新しいインフラなどのメリットが多く、家族で安心して暮らせる環境を提供してくれます。
しかし、利便性や周辺環境、交通アクセスなどを、購入前にしっかりと確認したうえで検討することが大切です。
今回ご紹介したメリット・デメリットや注意点、購入の流れを参考に、理想の土地を見つけ出してください。
ヤング開発では、兵庫県の神戸・明石・加古川・高砂・姫路エリアにて、利便性が高く周辺環境も充実した分譲地を数多く取り揃えております。
さらに、ヤング開発の家づくりでは、「ZEH住宅」仕様や「省令準耐火構造」、門柱やカースペースを備えたエクステリアなど、あらゆる仕様が無料標準。コストパフォーマンスに優れた住まいをご提供いたします。
今すぐ見に行ける分譲地・モデルハウスも多彩にご用意!家づくりをご検討の方は、ヤング開発にぜひお任せください。
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