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2022.10.15

土地と家を一緒に購入する方にとって、希望地域の価格相場はとても気になるところでしょう。しかもこれから金額が上がるようなら、家を手に入れるタイミングを真剣に考えなければなりません。

今回は兵庫県明石市で家の購入を検討している方に向けて、土地の価格相場とこれから上がるかどうかの予想について解説します。できるだけお得な価格で、家を購入するためにぜひお役立てください。


明石市の土地価格相場は?

兵庫県明石市の2022年の土地価格相場は、国土交通省が示す公示価格を見ると1坪およそ41万円です。1坪とは畳2枚の広さで、土地の広さを表す単位の一つです。仮に30坪の土地を購入すれば1,230万円、40坪なら1,640万円になります。


兵庫県の市町村地価ランキング

この価格は県内の他の市町村と比べると、どれくらいの位置なのでしょうか。兵庫県の地価ランキングトップ10は下の表のようになっています。明石市の地価ランキングは7位で、芦屋市を筆頭とした上位と比べると抑え目な価格と言えます。

順位市区町村坪単価
1芦屋市127万円
2西宮市92万円
3神戸市76万円
4尼崎市70万円
5伊丹市64万円
6宝塚市54万円
7明石市41万円
8川西市35万円
9加古川市32万円
10姫路市31万円

明石市の地域別地価ランキング

同じ明石市の中でも、エリアによって坪単価は変わります。駅周辺エリアの地価トップ15は以下の表のようになっています。もし希望するエリアがあるなら、坪単価に30坪や40坪をかけてみると、おおよその土地価格がわかります。

順位エリア坪単価
1明石駅61万円
2人丸前55万円
3朝霧46万円
4藤江38万円
5大久保38万円
6大蔵谷37万円
7西明石36万円
8西新町34万円
9魚住32万円
10中八木27万円
11山陽魚住27万円
12土山25万円
13林崎松江海岸24万円
14西江井ヶ島19万円
15東二見17万円


今後も地価が上昇する可能性がある

土地や家を買うかどうかで気になるのが、地価が今後どう変動するかでしょう。地価が下落傾向にあるなら購入するのは少し待つ方が良いでしょうし、上昇傾向なら早めに買った方がお得ということになります。結論から言うと明石市の地価は、今後上昇する可能性があります。


公示価格は上昇傾向

公示価格の推移を見ると、明石市の住宅地の地価は2014年から少しずつ上昇を続けています。2022年は9年前の2013年に比べ2.7%も増えており、2,000万円の土地を買うなら54万円も上がっていることになります。

これは景気の低迷から、地価の高いランキング上位の市を避け、出費が抑えられる明石市に住もうという方が増えているからでしょう。今後は円安や物価の上昇、コロナ禍による景気の不安定さからその流れは強まり、明石市の土地の価格は上昇を続けると予想されます。


人口も増加している

2022年1月1日の明石市の人口は304,906人、10年前に比べ約1万1千人も増えています。2015年から2020年までの人口増加率は3.55%で、全国62の中核市の中で増加率がもっとも高い市になりました。

現代は多くの市町村で、少子高齢化による人口減少が進んでいます。そうした中でも、明石市は若い子育て世代を中心に人口が8年連続で増えています。住宅地に対する引き合いの多さが地価にも表れているといえるでしょう。そして今後も人口が増えれば、土地を買って家を持ちたいと考える人が増えていくでしょう。

しかし残念ながら土地は限られていて、大きく増えることはありません。そのため土地を求める人が増えれば、良い土地ほどさらに価格が上がっていくのではないでしょうか。

金利上昇や材料高騰の影響は?

Percentage and house sign symbol icon wooden on wood table with white background

住宅ローンの金利は、長期固定金利が今年に入ってから上昇しています。またウッドショックを始めとした、さまざまな材料価格の高騰から建築費の値上げも始まっています。そのため今後は値段が上がる前に家を建てようと、土地を買い求める人が増えると考えられます。

実際に土地の価格も上昇を続け、人口も増えている明石市の現状を見ると、これからさらに土地の価格は上がる可能性があると言えそうです。

利便性が良く子育てをしやすい街

明石市は兵庫県南部に位置し、大阪の中心部まで電車でおよそ40分です。このため阪神地区のベッドタウンとして注目されています。また平均気温は14〜15度と温暖で、関西でもっとも日照時間が長いなど、とても住みやすい気候です。

さらに高校3年生まで医療費が無料、2人目の子供から保育料が無料、中学校の給食費が無料など、子育て世代にはありがたい政策が充実しています。もちろん海もすぐそばで景色が良いなど、人口が増え続けているのも納得の魅力的な街といえるでしょう。


土地や家を買うタイミングとは

土地の相場やこれから価格が上がる可能性が高いとわかっても、なかなかマイホーム購入に踏み切れない方もいるかもしれません。実際に家を手に入れている方たちは、どんなタイミングで購入したのでしょうか。


お子さんの入学・進学

家を購入するきっかけで、もっとも多いのがお子さんの入学や進学です。小学校へ入学してから転校することになっては、お子さんが新しい学校や友達にになじめるか心配になります。また学区が変わらなくても、近所のお友達と仲良くなってから引っ越すのは少しかわいそうですよね。

そのため多くの方が幼稚園や保育園、小学校へ入るタイミングでマイホームを購入しています。あるいはすでに幼稚園や小学校に通っているなら、学年の切り替わる4月に転校・転園をすればスムーズに新しい環境に慣れることができるでしょう。



賃貸の更新

今住んでいる賃貸の更新のタイミングで、新居に引っ越せるよう計画する方もいます。更新すれば新たに敷金や礼金がかかるためです。もし敷金や礼金がない賃貸でも、不動産屋さんに更新手数料を支払うことになります。

更新するとその時に払ったお金がもったいなく感じ、さらに次の更新まで住み続けてしまう方も多いようです。家賃の支払いより、住宅ローンの支払いの方が自分たちの財産になります。賃貸の更新をタイミングにマイホーム購入を計画してはいかがでしょうか。


ローンの完済年齢

65歳から逆算して、定年前に住宅ローンが終わるように家を購入する方もいます。例えば30歳で35年返済の住宅ローンを組むと、支払いが終わるのは65歳で定年のタイミングです。そのため20代の方は、30歳までのマイホーム購入が一つの目標になるでしょう。

30歳を超えている方は、できるだけ早く家を購入した方が定年後の生活に支障が出にくくなります。歳を重ねてから住宅を購入するとなると、それだけ短いローンを組むことになり、毎月の返済額が増える恐れがあります。将来の負担が少なくなるように、ゴールを見据えた計画を立てると良いでしょう。


まとめ

明石市は利便性も良く、子育てへの手厚い政策から近年人気が高まっています。芦屋市や西宮市など県内の地価ランキング上位の市に比べると、現実的な価格で住まいを持てるのも魅力です。しかし、その人気の高さから地価は徐々に上がっています。

できるだけローンの負担や出費を抑えるなら、やはり早めのマイホーム購入がおすすめです。ヤング開発では明石市をはじめ、その周辺エリアにも新築分譲住宅をたくさんご用意しています。マイホームをお考えの方はお気軽にご相談ください。

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