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2025.05.08
在宅ワークする女性


自宅でのリモートワークやお子様の学習スペースとして、リビングにワークスペースを設ける間取りが人気を集めています。限られたスペースを有効活用しながらも、機能的でおしゃれな空間をつくるコツが知りたい、という方は多いのではないでしょうか。


この記事では、マイホームを検討中の方に向け、リビングにワークスペースを設けるメリットとデメリット、おしゃれな施工事例を7つ紹介します。さらに、自分らしく快適なワークスペースをつくるためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。


仕事も趣味も捗る!ワークスペースの魅力とは


ノートパソコンと自宅のワークスペース


リモートワーク(テレワーク)が定着しつつある中で、リビングの一部を活用して自分専用の作業スペースを確保するスタイルが普及してきました。
自宅にワークスペースがあると、通勤時間や移動時間を削減でき、時間を有効に使えます。子育て世帯では、お子様の急な体調不良にも対応しやすく、仕事と育児の両立に役立つでしょう。


またワークスペースは、仕事の場として活躍するのはもちろんのこと、趣味のスペースや子供の学習スペースとしても活用できるため、住まいをより快適で機能的な空間に変えられます。
仕事も趣味も、そして家族との時間も大切にしたい方にとって、ワークスペースはその全てをバランスよく支える頼れる存在となるでしょう。


リビングにワークスペースを設けるメリットとデメリット


「MERIT」「DEMERIT」と書かれた積み木


リビングにワークスペースを設けるメリットとデメリットを整理して見ていきましょう。メリットを最大限に活かし、デメリットを軽減するための工夫も合わせて解説します。

リビングにワークスペースを設けるメリット


自宅でリモートワークしながら家族と会話する男性


家族とのコミュニケーションが取りやすい

リビングにワークスペースを設けることで、在宅ワーク中でも家族の気配を感じながら作業でき、孤立感を軽減できます。また、小さなお子様がいる家庭では、様子を見守りながら安心して仕事に取り組める点もメリットのひとつです。


限られたスペースを有効活用できる

独立した書斎をつくるスペースがない場合でも、リビングの一角を活用すればワークスペースを確保できます。デッドスペースになりがちな場所も有効活用できるため、限られた空間を最大限に活かした家づくりができます。


開放的な空間で仕事ができる

リビングは家の中でも比較的広い空間であることが多く、開放的な雰囲気の中で作業ができます。閉塞感を感じにくく、リラックスして仕事に取り組めるでしょう。


リビングにワークスペースを設けるデメリット


周りに注意しながら自宅でリモートワークする女性


集中力が途切れやすい

リビングは家族が集まって過ごす場所のため、テレビの音や話し声、お子様の遊ぶ音などが気になる場合があります。そのため、特に集中が必要な仕事や作業に取り組む際には対策が必要です。


プライバシーの確保が難しい

リビングは家族共有のスペースであるため、オンラインミーティングを頻繁に行う場合や、機密性の高い情報を扱う場合には適さない可能性があります。秘密保持の観点から、場合によっては視線や音を遮る必要があるでしょう。


スペースに制限がある

リビングにワークスペースを設けると、どうしてもスペースが限られるため、大きな机や収納を設置するのが難しい場合があります。作業内容に応じて、必要な収納スペースや家具配置を工夫することが求められます。


ワークスペースをリビングに設置する際の注意点

リビングにワークスペースを設置する際には、上記デメリットを軽減するために、以下のような点に注意しましょう。


家族と視線が交わらないようにする

同じ空間内でも家族と視線が合わないように工夫するだけで、心理的な区切りが生まれ、集中しやすくなります。壁に向かってデスクを配置したり、間仕切り壁や段差を設けたりして、物理的に視線を遮る工夫をしてみましょう。


収納スペースを確保する

仕事道具や書類を収納できるスペースを確保することで、リビングが散らかりにくくなり、見た目もすっきりします。


家族とルールを決める

ワークスペースを使用する時間帯や、家族への配慮事項などを事前に決めておくことで、トラブルを防ぎ、快適な環境を維持できます。特に、仕事スペースとお子様の学習スペースを兼用する場合は、片付けのルールなどをあらかじめ決めておきましょう。


おしゃれなワークスペースの施工事例7選


ここからは、ヤング開発が実際に手掛けた「リビング×ワークスペース」の施工事例を7つご紹介します。限られたスペースを有効活用しながらも、デザイン性と機能性を兼ね備えたものばかりです。おしゃれで快適なワークスペースづくりの参考にしてみてください。


▶おしゃれなワークスペースをつくりたい方必見!
ヤング開発の施工事例はこちら


【実例1】LDKの一角をゆるやかに仕切ったワークスペース


LDKの一角をゆるやかに仕切ったワークスペース


LDKの一角を間仕切り壁などでゆるやかに仕切ることで、リビング全体とのつながりを保ちながらも適度に集中できるワークスペースをつくれます。
オープンで開放的な空間が保たれるため、作業中も家族の気配を感じやすいのが魅力です。
この事例では、ワークスペースの背面に薄紫のアクセントクロスを貼り、アーチ状の垂れ壁を採用することで、リビングをおしゃれに演出できるデザインにしました。


【実例2】スキップフロアを利用したワークスペース


スキップフロアを利用したワークスペース


スキップフロアを活用したワークスペースは、リビング全体を見渡せる開放感と、独立した空間が同時に得られるのが特徴です。高低差を利用することで視線がずれて集中しやすくなるため、作業に適した環境をつくれます。
また、スキップフロアの下側に収納スペースを設ければ、限られた空間を有効活用できます。
デザイン性や機能性が高く、特におしゃれなインテリアを好む家庭に最適なスタイルといえるでしょう。


【実例3】窓際を活用した明るいワークスペース


窓際を活用した明るいワークスペース


リビングの窓際を活用して、明るく開放感のあるワークスペースを設けるスタイルです。自然光がたっぷりと差し込むため、デスク回りが明るくなり、作業効率もアップします。
デスクを窓のそばに配置すれば視線の抜け感が生まれ、リラックスした気持ちで作業に集中できるでしょう。
さらに、日射を程よく遮るカーテンや観葉植物を取り入れれば、ナチュラルテイストな居心地の良い空間を演出できます。


【実例4】階段下を有効活用したワークスペース


階段下を有効活用したワークスペース


デッドスペースになりやすい階段下を活用して、コンパクトなワークスペースをつくる方法は、限られた空間を無駄なく使いたいと考える方におすすめです。
壁面に収納棚を設けたり、カウンターを備え付けたりすることで、作業に必要なアイテムを効率よく配置できます。
また、天井が低い階段下の空間特有の「こもり感」は、集中力を高める効果が期待できます。居住空間を有効活用しながら、快適な作業環境を整えられるおすすめのアイデアです。


【実例5】キッチン横のフレキシブルなワークスペース


キッチン横のフレキシブルなワークスペース


キッチン横に設けたワークスペースは、家事の合間に作業やリモートワークを行うのに最適です。
ロングカウンターを設置すれば、作業スペースとしてだけでなく、簡単な配膳台や家族の学習スペースとしても利用できます。リビングやダイニングと近いため、家族とのコミュニケーションが取りやすいのも魅力です。
キッチンの雰囲気に合わせたインテリアにすることで、統一感のあるおしゃれな空間が完成します。


【実例6】半個室タイプのワークスペース


半個室タイプのワークスペース


三方向以上を壁で仕切った半個室タイプのワークスペースは、リビングとのつながりを保ちながらも、一定のプライバシーを確保できるのが特徴です。オンラインミーティングが多い方、リモートワークでの業務がメインの方も快適に作業できるでしょう。
この事例では、ワークスペースの壁・天井をダークブラウンの木目調パネルで仕上げました。リビング空間を引き締めるアクセントとなり、重厚感のあるインテリアになっています。


【実例7】リビングに溶け込む和モダン風ワークスペース


リビングに溶け込む和モダン風ワークスペース


リビングの一角に設けた畳スペースにカウンターを設置した、和モダンな雰囲気のワークスペースは、リラックスした環境で作業をしたい方にぴったり。畳の柔らかい質感が心地よく、長時間の作業でも疲れにくいのが魅力です。
リビング全体に自然と溶け込むデザインにすることで、仕事だけでなく、家族みんなが使いやすいスペースになります。「座り姿勢がきつい」という方は、畳を小上がりにして段差をつくり、足元を掘りごたつ式にする方法もおすすめです。


快適なワークスペースをつくるためのポイント


「POINT」のイメージ


リビングにワークスペースを設ける際は、使いやすさや快適さを重視することが大切です。ここからは、ワークスペースをより機能的で心地良い空間にするためのポイントを紹介します。


用途に応じた収納スペースを設ける

作業効率を高めるためには、必要なものがすぐ手に取れる収納が不可欠です。仕事の資料や書類、文房具やリモートワーク用の機器などを整理できる棚や引き出しを設置することで、デスク周りをすっきり保てます。
特に造作棚は、収納するアイテムやスペースに合わせてオーダーメイドできるため、機能性とデザイン性を両立できる点が魅力です。さらに、可動棚を取り入れれば、棚板の高さを自由に調整できるため、収納力が向上し、多様なアイテムを効率よく整理できるでしょう。


デスクやチェアにこだわる

リビングにワークスペースを設けるなら、インテリアに自然と馴染み、間取りに合わせて最適なサイズに調整できる造作カウンターがおすすめです。体格や作業内容に合わせた高さ・幅に設計することで、快適な姿勢を保ちながら作業ができます。
チェアは長時間座っても疲れにくいものを選ぶと、作業効率も向上し、リラックスした環境で集中できるでしょう。
シンプルでありながら機能性の高いワークスペースが、リビングの魅力をさらに高めます。


適切な照明を設置する

ワークスペースの照明選びは、快適さと作業効率に直結します。
自然光が入る場所が理想的ですが、補助照明も欠かせません。デスク全体を均一に照らすベース照明に加え、手元を明るくする調節可能なデスクライトを併用すると目への負担を軽減できます。
調色機能付きのLED照明なら、省エネで長寿命なだけでなく、色温度も選べるため、集中したい時は昼白色、リラックスしたい時は電球色と切り替えられます。照明の位置や角度も調整できるものを選ぶと、作業内容に応じた最適な環境が整うでしょう。


集中力を高めるカラーを採用する

ワークスペースに、集中力を高める効果がある色を取り入れるアイデアもおすすめです。例えば、ブルーやグリーンはリラックス効果がありながら、集中力を促す作用も期待できます。
ただし、リビング全体の雰囲気に調和する色を選ぶことも大切です。インテリア全体で統一感があると、ワークスペースが生活空間へ自然に馴染みます。アクセントカラーを活用して、自分好みの心地良いデザインを実現しましょう。


家族との距離感を考慮したレイアウトにする

ワークスペースを設ける際には、家族との距離感を考慮したレイアウトにすることが大切です。
リビング中央付近にワークスペースを配置すれば、お子様の学習や遊びを見守りながら作業ができますが、その分、周囲の音や動きで集中しづらい場合もあります。リビングの隅や窓際など、人の出入りが少ない場所にワークスペースを配置すれば、比較的落ち着いて作業に取り組めるでしょう。
空間全体の使い方を見直し、家族の生活動線や目的に応じた場所を選ぶことで、家族全員が快適に過ごせる環境を整えられます。


まとめ|ワークスペースの採用で在宅ワークをもっと快適に


リビングの壁沿いに設けたワークスペース


リビングにワークスペースを設ければ、仕事や学習、趣味など、さまざまな用途に対応するフレキシブルな空間を実現できます。おしゃれで快適なワークスペースをつくるためには、レイアウトや収納、適切な照明など、細部にこだわることがポイントです。
限られたスペースでも工夫を凝らせば、家族との適度な距離感を保ちつつ、効率的に作業できる環境を整えられます。自宅にワークスペースを採用し、より快適で充実した暮らしを目指しましょう!


家づくりの実績35,000戸を誇るヤング開発では、多彩な経験とノウハウを活かし、お客様一人ひとりの理想やライフスタイルに寄り添った住まいをご提案します。
限られたスペースを有効活用したワークスペースや、快適で機能的な間取りの工夫をご希望の方は、ぜひヤング開発にご相談ください。


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