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2025.10.16
建売住宅のある街並み


マイホームは人生で一番大きな買い物。「本当にこの選択で後悔しないだろうか?」と、漠然とした不安を抱えていませんか。「建売住宅は価格が手ごろだけど、本当に満足できるの?」「注文住宅にしておけばよかったと後悔しないだろうか」そんな疑問を抱えている方もいらっしゃるでしょう。


この記事では、建売住宅の基本知識からメリット・デメリットまで正直にお伝えします。デメリットを解決する方法と合わせ、注文住宅との違いも徹底比較。あなたが本当に納得できる家選びのヒントが見つかるはずです。


建売住宅でよく言われるデメリットと解決策


住まいに関するデメリットのイメージ


「建売住宅」とは、完成済みの建物または完成予定の建物が土地とセットになって販売される住宅のこと。完成予定の建物であっても、間取りや外観、設備仕様などがあらかじめ決められていることがほとんどです。
完成した物件を見てから購入できる安心感がある一方で、「選択の幅が狭い」「周囲と似た家になる」といった印象を持つ方もいます。


次に、「建売住宅」のデメリットとその解決策を見ていきましょう。
・希望に合った間取りにできない
・似た外観の家が並ぶことがある
・住宅性能や設備のグレードが低いことがある
・工事中の様子を確認できない


希望に合った間取りにできない

完成予定の建物であっても、建売住宅は既に間取りが決められているため、「ここにもう一部屋欲しい」「収納をもっと増やしたい」といった細かな希望を反映しにくいのが現実です。
例えば、趣味の空間やペットのスペースを設けたいといった施主の希望を反映できないため、「思い通りにならない」と感じる方もいるかもしれません。


【解決策】
近年の建売住宅は、人気の家事動線や収納アイデアを取り入れたプランも多く、暮らしやすさに配慮されています。
ただし、すべてが自身の要望に合うとは限らないため、事前にご家族で希望条件を整理し、優先順位を明確にしておきましょう。そのうえで複数物件を見学し、できるだけ好みに合った物件を探す、内装や設備を選べる「セミオーダー方式」の有無も確認するなどすれば、理想に近い住まいを購入できる可能性が高まります。


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似た外観の家が並ぶことがある


似た外観の建売住宅が並ぶ分譲地


隣接していくつもの建売住宅が建てられる分譲住宅では、似た外観の家が並んでしまうことがあります。他の家とは違った外観にしたい方、デザインテイストにこだわりたいと考える方にとっては、気になるポイントかもしれません。


【解決策】
建売住宅では、外構も建物と一緒に完成済みで販売されることが多いため、大幅に変更するのは難しいのが実情です。
ただし、住宅会社によっては、似た外観にならないように外壁材やカラーを変えてデザインに差をつける工夫をしている場合もあります。購入時には住宅会社や分譲地ごとの違い、外観のバリエーションを確認し、自分好みに近い物件を選びましょう。


住宅性能や設備のグレードが低いことがある

建売住宅では、コストを抑えるために標準的な性能や設備が選ばれる傾向があります。そのため「最新の断熱仕様や高性能な設備は期待できないのでは?」と不安に感じる方も少なくありません。
住宅性能は、住み始めてからの光熱費やメンテナンスコストにつながる部分だけに、慎重に見極めたいポイントです。


【解決策】
最近は、「ZEH」や「長期優良住宅」など高性能な仕様の建売住宅を提供している会社も増えています。購入前には「住宅性能表示制度」の等級(耐震等級や断熱等級など)や、仕様書を確認しましょう。
省エネ性については国の基準自体が年々厳しくなっているため、新築で購入するのであれば「建売住宅の性能は低いのではないか」などと過度に心配する必要はありません。


工事中の様子を確認できない

完成済みの建売住宅を購入する場合は、工事中の過程や完成後隠れる部分を自分でチェックできません。中には、「施工品質は大丈夫だろうか」「見えない部分に不具合はないだろうか」と不安に感じる方もいるようです。


【解決策】
安心して購入するためには、その地域で長年実績を持つ住宅会社を選ぶことをおすすめします。
住宅会社を検討する際は、第三者機関による建物検査や住宅性能評価書、工事中の写真記録など、客観的に品質を確認できる資料を公開しているかどうかもあわせてチェックしましょう。
なお、引き渡し後の定期検査や長期保証といったアフターサポートが手厚い物件を選べば、購入後も安心です。


建売住宅の噂とその真相


建売住宅の噂について調べる夫婦


建売住宅には、インターネットや口コミでさまざまな噂があります。ここでは代表的なものを取り上げ、正しい解釈をお伝えしていきます。


建売は長持ちしない?

建売住宅は価格が抑えられているため、注文住宅に比べ長持ちしないのではないか、と心配する声を聞くことがあります。
しかし建売住宅の中には、ヤング開発がご提供している住まいのように「長期優良住宅仕様」など、国が定める耐久性の高い住まいの基準に適合しているものもあります。
逆に、注文住宅でも長期優良住宅仕様に適合していない建物もあるため、「建売住宅だから長持ちしない」というのは誤ったイメージといえます。
家の耐久性が気になるときは、公的な基準に照らし合わせて判断すると安心できますね。


建売は夏暑く冬寒い?

建売住宅は断熱性能があまり良くなく、夏暑く冬寒い家になるという噂を耳にすることがあるかもしれません。しかしこの断熱性も、しっかりと基準に当てはめて判断することが大切です。
例えば、近年では「GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅」と呼ばれる、太陽光発電システムや高断熱仕様を備えた最新基準の住宅が登場しています。これは、従来のZEH基準を上回る性能を持つ住宅。ヤング開発では、GX志向型住宅の基準をクリアした省エネ性能の高い住まいを、選べる無料標準として全戸で提供しています。


断熱性能においても、建売住宅だから低いだろう、注文住宅だから高いだろうという先入観で選ぶのではなく、公的な基準を満たしているかどうかを確かめて選ぶようにしましょう。


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建売住宅のメリット


建売住宅を見学する夫婦


デメリットや不安の声も目立つ建売住宅ですが、実際にはたくさんのメリットがあります。
ここでは、建売住宅の以下のメリットについて詳しく紹介します。
・実物を確かめて決められる
・短い期間で入居できる
・金額が明確で安心できる
・家と土地のローンが1回で済む


実物を確かめて決められる

建売住宅の一番のメリットは、「完成した家を実際に見てから購入できる」ことです。
例えば、リビングの広さや日当たり、隣家との距離、ベランダからの眺め、浴室やキッチンの使い勝手など、写真や図面だけでは分からないリアルな暮らしを購入前に体感できます。
「間取りが想像と違った」「光の入り方が思ったより良くなかった」といった後悔が生じにくく、一生に一度の買い物を納得して決められるのです。


また、家族みんなで現地を訪れ、「子ども部屋はここがいいかな」「ダイニングテーブルをここに置きたいね」といった具合に、生活シーンを想像しながらワクワクした気持ちで検討できるのも、建売住宅ならではの醍醐味です。


短い期間で入居できる

建売住宅は、完成済み、もしくは完成間近の物件として販売されるため、契約から入居までの期間が短いのが特徴です。
転勤や出産、お子様の進学など、ご家族の節目にあわせて新居に引っ越したい方にとって、建売住宅はベストな選択肢といえるでしょう。


実際に、住宅ローンの審査や登記などの手続きがスムーズに進めば、1ヶ月ほどで新生活をスタートできるケースも。今住んでいる賃貸の更新時期が迫っている場合も、建売住宅であればスピーディーに次の住まいへ引っ越せるため、金銭的・精神的な負担を軽くできます。


金額が明確で安心できる

建売住宅は、土地・建物・標準設備がすべてセットになっており、販売価格があらかじめ決められています。契約後に変動する心配がないため、資金計画が立てやすいのがメリットです。
これに対し、注文住宅では自由度が高い分、こだわりを加えるほど追加費用が発生し、予算が膨らみやすくなる傾向があります。


ただし建売住宅も物件によっては、外構工事(庭や駐車場など)、エアコン、照明などが別途費用となるケースがあるため、契約前によく確認しましょう。


家と土地のローンが1回で済む


住宅ローンのイメージ


建売住宅は土地と家がセットになっているため、住宅ローンの申し込みも一回で済みます。
一方、注文住宅は土地購入と建物建築が別契約となるため、支払いのタイミングが複数回に分かれます。一般的に住宅ローンは建物完成後にしか実行されないため、土地代や着手金・中間金などは自己資金で賄う必要があります。それが難しい場合は「つなぎ融資」や「分割融資」で対応することになるため、資金計画の仕組みが複雑になりがちです。


その点、建売住宅なら契約が一度で完結し、総額がわかりやすいため、資金計画も立てやすく安心。特に「忙しくて手続きに時間をかけられない」という方にとっては、スムーズに新生活を始められる大きなメリットといえるでしょう。


どっちがおすすめ?建売住宅と注文住宅の違い


建売住宅と注文住宅の比較のイメージ


家選びで多くの方が迷うのが、「建売住宅と注文住宅、どっちを選べばいいのか」という点ではないでしょうか。
それぞれに良いところと注意すべき点があり、住む人のライフスタイルや考え方によって向き不向きがあります。
ここでは、検討する際に気になるポイントをもとに、その違いを分かりやすく紹介していきます。


自由度とコストの違い

注文住宅の最大の魅力は「自由度の高さ」です。間取りや外観、内装、設備に至るまで一から自分の好みに合わせられるため、理想の住まいを実現しやすくなります。
ただし自由度が高い分、打ち合わせや検討に時間がかかりやすく、こだわるほどにコストも上がりやすい傾向があります。


一方の建売住宅は、間取りや仕様があらかじめ決まっているため、自由度は低いといえます。しかし、住宅会社の建築士が豊富な知識と経験を元にして考えており、それまでに建てたお客様の声も活かされているため、実用的で暮らしやすい設計が多いことが特徴です。
また、材料の一括購入や工期短縮により販売価格を抑えられる点もメリットです。コストパフォーマンスが高く、予算を重視する方には安心感があります。
「理想を追求するか、現実的な価格で選ぶか」が大きな違いといえるでしょう。


入居までのスピードと手間の違い

注文住宅は設計から施工までに多くの工程があり、完成までに半年から1年以上かかるのが一般的です。打ち合わせ回数も多く、土地探しや建築確認申請などの手続きも含めると、入居までに相応の手間と時間を費やすことになります。


対して建売住宅は、完成済みまたは完成間近の状態で販売されるため、契約から数週間〜数ヶ月で入居が可能です。また、打ち合わせやプラン検討の負担が少ないため、「忙しくて家づくりに時間をかけられない」という方に向いています。
スピード感や手間の少なさを重視するなら、建売住宅がおすすめです。


性能・仕様の違い

注文住宅では断熱材の種類や厚み、窓の性能、耐震等級などを自由に指定でき、自分が求める性能レベルに合わせて設計できます。最新の省エネ設備や意匠性の高い建材も選べるため、住み心地やデザインにこだわりたい人に向いています。
しかし、その分コストアップにつながりやすいため、あらかじめ予算の上限を決めたり、重視する性能や設備に優先順位をつけてコストバランスを取るなど、資金計画に工夫が求められます。


一方、建売住宅はコスト重視でベーシックな性能・設備が選ばれがちですが、近年は省エネ住宅の普及を国が後押ししていることもあり、耐震性や断熱性に力を入れた高性能な建売物件も増えています。


まとめ|建売住宅のデメリットを知って納得できる住まい選びを


建売住宅は「間取りの自由度が低い」「似た外観が多い」「設備や性能に不安がある」といったデメリットが指摘されがちですが、近年は暮らしやすさに配慮した間取りや、高性能な住宅も増えています。完成物件を見てから選べる安心感や、入居までのスピード、コストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。


建売住宅を検討する際は、注文住宅との違いをよく理解したうえで、自分や家族のライフスタイル、価値観に合った住まいを選びましょう。今回紹介した内容を参考に、後悔のないマイホーム計画を進めてくださいね。


ヤング開発の分譲住宅はここが違う!


ヤング開発の分譲住宅


ヤング開発では、全邸にZEH仕様や長期優良住宅仕様を標準採用し、GX志向型住宅仕様(HEAT20 G2グレード仕様)も無料標準仕様です!(※一部IoT住宅仕様の完成モデル邸もあり)。省エネ性や耐震性に優れた高性能な住まいを提供いたします。
さらに、外構工事など家づくりに必要なものをすべて価格に含んでいるため、契約後に追加費用が発生する心配もありません。


完成済みの「モデル邸」なら、納得して購入、すぐに入居できます。未着工邸なら「注文家創り」として間取りや設備仕様、外観デザインなどをご希望に合わせてカスタマイズできます。つまり、ヤング開発の分譲住宅は、お客様のご希望に合わせて「建売住宅」と「自由設計(注文家創り)」のどちらでもお好きな方を選べるというわけです!


「建売住宅が気になるけれど、不安もある…」という方は、ぜひヤング開発までお気軽にご相談ください。お悩みを解決し、理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。


▶分譲住宅でも追加金なしで注文住宅のような自由度の高い家づくりができる!
ヤング開発の『注文家創り』についてはこちら
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