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2025.08.18
共働きの休日のイメージ


共働きや子育てに忙しい毎日を送るママ・パパにとって、家事の負担は大きな悩みの一つではないでしょうか。そこで注目したいのが、「家事動線」を意識した間取りです。
家事動線が良い間取りとは、毎日の家事作業をスムーズに行えるように工夫された間取りのこと。無駄な動きを減らし、時間を有効活用できるため、日々の生活にゆとりが生まれます。


この記事では、共働き世帯や子育て中のご家庭に人気の、家事動線の良い間取りアイデア10選を紹介します。さらに、間取りを考える上でのポイントや、間取り以外で家事効率を高めるためのヒント、そして理想の住まいを実現するための具体的なステップまで、幅広く解説。
共働き世帯や子育て世帯の方はもちろん、これからマイホームを考える方も、ぜひ参考にしてください。


共働きや子育てで忙しいママ・パパに人気!家事動線が良い間取りアイデア10選


ここでは、家事の負担を軽減し、日々の暮らしを豊かにする家事動線の良い間取りアイデアを、ヤング開発の施工事例の中から10例ピックアップして紹介します。


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キッチンを中心とした回遊動線の間取り


キッチンを中心とした回遊動線の間取り


キッチンを中心に、リビングやダイニング、水回りへとぐるりとスムーズに一周できる回遊動線は、複数の家事を同時に行ったり、家族と協力して家事を進めたりする際に非常に便利です。
例えば、料理をしながら洗濯機の様子を見に行ったり、食卓の準備と同時に他の家事を片付けたりするのに無駄な移動が発生せず、「ながら家事」をストレスなく行えます。


配膳や片付けも格段に楽になり、お子様がお手伝いしやすい環境も自然と生まれるため、家族みんなで家事を分担する習慣もつきやすくなるでしょう。キッチンからダイニングやリビングへの人の流れがスムーズで、生活空間全体がより機能的になります。


洗面室とファミリークローゼットをつなげた間取り


洗面室とファミリークローゼットをつなげた間取り


洗濯から収納までの洗濯家事の手間を軽減するのに、洗面室とファミリークローゼットを隣接させた間取りがとても便利です。
洗濯した衣類をその場で干せ、乾いたらすぐに収納できるので、洗濯物を持って移動する手間を大幅に省けます。家族の衣類をまとめて管理できるため、日々の片付けや衣替えもスムーズ。
洗濯物がリビングに溜まりがちな方や、家族の衣類管理に悩む方におすすめのレイアウトです。


「ただいま動線」のある間取り


「ただいま動線」のある間取り


帰宅してすぐに洗面室や浴室、ファミリークローゼットへ直行できる「ただいま動線」の間取りが人気を集めています。
この間取りなら、部屋に汚れを持ち込む心配が減り、衛生面でも安心です。お子様が泥だらけで帰ってきても、リビングに入る前に着替えや手洗いを済ませられるため、家事の手間を減らせると同時に感染症対策にも繋がります。手洗い習慣が身につきやすいのもメリットです。


リビング横に畳コーナーを設けた間取り


リビング横に畳コーナーを設けた間取り


リビングに隣接する畳コーナーは、フレキシブルで多様な使い方ができる便利な空間です。
例えば、小さなお子様のお昼寝や遊び場、洗濯物をたたむスペースとして、日々の暮らしに役立ちます。また、扉や引き戸を設ければ、来客時の個室としても、お子様が成長した際には勉強スペースや趣味の部屋としても利用できます。
さらに、段差を設けて収納スペースを確保したり、掘りごたつを設置したりすることで、より快適で機能的な空間にすることも可能です。


ランドリールームを設けた間取り


ランドリールームを設けた間取り


一般的な家では、洗面台と洗濯機が同じ空間にあることがほとんどですが、これらの機能を分けた間取りも人気です。
洗面スペースを独立させ、洗濯・乾燥・脱衣に特化したランドリールームを別に設けることで、朝の混雑時や入浴時でも家族が同時にそれぞれの場所を利用でき、洗面室の「渋滞」によるストレスを軽減できます。
ランドリールームには、洗濯物の仕分けや一時置きができるカウンター、アイロンがけができるスペースなどを設けると、さらに家事効率がアップします。


広々玄関と2wayシューズクロークがある間取り


広々玄関と2wayシューズクロークがある間取り


広々とした玄関に加え、2way仕様のシューズクロークを備えた間取りです。
シューズクロークを介して玄関と室内を行き来できるため、帰宅時には靴やコート、傘などを収納しながらスムーズに室内へ通り抜けられます。
朝の忙しい時間や来客時でも、動線が重なりにくく混雑を防げるため、ストレスフリー。身支度や帰宅後の荷物整理がよりスムーズに進み、玄関回りをすっきり保ちやすくなります。
家族の人数が多いご家庭や、ベビーカーなどの出し入れが多い子育て世代におすすめのプランです。


リビング学習スペースがある間取り


リビング学習スペースのある間取り


家族のつながりを感じながら、お子さんが安心して勉強に集中できる環境は、リビングに学習スペースを設けることで叶えられます。
リビングの一角にワークスペースやカウンターを設ければ、家事をしながらお子様の勉強を見守れます。家族が近くにいることで、お子様は安心して勉強に集中でき、分からないことも気軽に質問しやすいでしょう。
このスペースは家族みんなで共有できるのも魅力です。平日の昼間はママやパパのワークスペースとして、休日は家族の趣味のコーナーとしてなど、多目的に活用できます。


洗面室とテラスが隣接する間取り


洗面室とテラスが隣接する間取り


洗濯物を外干しする習慣があるご家庭にとって、洗濯効率を格段に高めてくれるのが、洗面室から直接テラスやバルコニーに出られる間取りです。
テラスに出ればすぐに外干しできるため、洗い終わりの重い洗濯物を持って家の中を移動する手間が省けます。雨の日は室内干し、晴れの日は外干しと、天候に合わせて使い分けできるのも大きなメリットです。


広々洗面室とキッチンをつなげた間取り


広々洗面室とキッチンをつなげた間取り


室内干しができる広い洗面室とキッチンを、パントリーを介してつなげた間取りです。
洗面室とキッチンが近接しているため、洗濯や身支度と調理や片付けを効率よく同時進行できます。また、家事動線上にパントリーを配置したことで、キッチン用品と洗面用品の両方を効率よく収納でき、必要な物を手軽に取り出せます。


玄関近くにパントリーがある間取り


玄関近くにパントリーがある間取り


玄関からパントリー、そしてキッチンへとスムーズにつながる動線を確保した間取りです。
買い物帰りに重い荷物を持ったまま、最短距離でパントリーにアクセス、収納できるのが大きな魅力。食材や日用品をすぐにストックできるため、キッチンが散らかりにくく、在庫管理も楽になります。
週末のまとめ買いや大量の買い物が多いご家庭に最適です。


ママ・パパにおすすめの家事動線を考えた間取りのポイント


掃除機をかける女性


ここでは、忙しいママ・パパがより楽に、効率よく家事をこなせる住まいづくりのコツを紹介します。


水回りの配置を工夫する

家事動線を考えるうえで、水回りの配置は非常に重要です。キッチンや洗面室、浴室、ランドリールームなど、日々よく使う水回り設備が離れていると、家事のたびに移動が多くなり、時間も体力も無駄になりがちです。
例えば、キッチンから洗面室やランドリールームに直行できる間取りにすることで、調理・洗濯・掃除といった家事を効率よく進められるようになります。水回りを一箇所にまとめたり、洗濯機から物干し場までの動線を最短にしたりする工夫もおすすめです。
日常的な家事の流れをイメージして水回りの配置を工夫することが、忙しいパパ・ママにとって使い勝手の良い間取りをつくるためのポイントです。


家事をしながら家族を見守れるレイアウトを考える


キッチンから子供を見守る夫婦 リビング学習


家事をしている間にも家族の様子を見守りたい、そんなママ・パパにおすすめなのが、見通しの良いレイアウトです。
キッチンからリビングやダイニングが一望できる対面キッチンは、家族とコミュニケーションしやすく、料理や片付けの最中でもお子様の様子を見守れます。また、リビングの一角に畳スペースやキッズスペースを設けておけば、お子様が遊んだりお昼寝したりしている様子を気にかけながら家事が進められます。
これらの工夫によって家族のつながりが深まり、安心感が生まれるだけでなく、子育てと家事を両立しやすくなります。


動線上に収納スペースを設ける

動線を意識した収納計画は、家事や日常の動きをスムーズにする大切なポイントです。
収納は量よりも「場所と動線」を重視し、使う物を使う場所の近くに配置することで、無駄な移動や探す手間を減らせます。
例えば、リビング近くに日用品のストックや掃除用具をまとめられる収納を設けたり、帰宅後にすぐ荷物を置けるスペースを設けたりすると、片付けや準備が格段に楽になります。また、生活動線上に収納があれば家族みんなが使いやすくなり、片付けの習慣が自然と身に付くメリットも。
間取りを考える際は、家族の生活パターンと動線を観察し、「ここに収納があると便利」という視点で計画することが、快適な住まいづくりのコツです。


将来的な変化も考慮する

家族構成やライフスタイルは年月とともに必ず変化していきます。そのため、間取りを考える際には「今の便利さ」だけでなく、「将来の変化」も視野に入れて計画することが大切です。
赤ちゃんが生まれた時に安全に過ごせるスペース、お子様が成長した際の個室、在宅ワークが増えた時のワークスペースなど、家族構成やライフスタイルが変化した場合に必要になる空間も想定しましょう。
可動式の間仕切りや、簡単に用途を変えられるスペースを設けておけば、家族のライフステージに合わせて住まいを変化させていけます。長い目で見て、ずっと快適に暮らせる家を目指すことが、後悔しない家づくりのポイントです。


家事効率化!間取り以外の重要ポイント


室内干しする女性


家事動線の良い間取りに加えて、住宅設備や建材の選び方によっても家事のしやすさは大きく変わります。ここでは、間取り以外で効率化につながるポイントを紹介します。


コンセントの位置と数

暮らしの快適さを大きく左右するのが、コンセントの配置計画です。キッチンや洗面室、ランドリールームなど、家電を頻繁に使うスペースには余裕をもってコンセントを多めに設けておくとよいでしょう。
例えば、キッチンでは電子レンジ、電気ポット、コーヒーメーカー、ミキサーなどの調理家電、ランドリースペースでは洗濯機、乾燥機、アイロンなど、複数の家電を同時に使う場面をイメージすると、必要な数が見えてきます。また、コードレス掃除機やロボット掃除機の充電用スペースも事前に想定しておきましょう。
設計段階で生活動線に合わせて適切な場所と数を配置しておけば、延長コードやタコ足配線といった後々のストレスを回避でき、安全で快適な暮らしが実現します。見落とされがちですが、家事効率を高めるための大事なポイントです。


掃除のしやすさを考慮した素材・設備選び

毎日のお掃除を少しでも楽にするためには、汚れにくく手入れのしやすい素材や設備を選ぶことも重要です。
例えば、フローリングは傷がつきにくく、汚れが落ちやすいものを選ぶと、掃除の手間が大幅に減ります。また、キッチンや洗面室には、水はねや油はねをガードし、汚れを簡単に拭き取れるパネルを採用することで、日々のお手入れを楽にできます。さらに、浴室やトイレにはカビや汚れが付きにくい加工が施された壁材や床材を導入すると、清潔な状態を保ちやすくなるでしょう。


家事ラク設備の導入

現代の住宅には、共働き世帯の家事負担を劇的に軽減してくれる、便利な設備がたくさんあります。初期費用はかかりますが、日々の家事時間や精神的な負担を大きく減らせることを考えると、導入を検討する価値は十分にあるといえるでしょう。
以下に、家事の負担軽減につながる設備をいくつか紹介します。


・食器洗い乾燥機(食洗機)
ボタンひとつで食器洗いが完了するため、毎日の後片付けの時間と手間を大幅に削減できます。高温洗浄で衛生面も安心。家族の人数に合わせた大容量タイプを選べば、一度でまとめて洗浄でき、家事効率がさらにアップします。


・浴室乾燥機
浴室乾燥機があれば、雨の日や花粉の季節でも洗濯物の心配は不要です。洗濯物を干したまま外出できるため、時間を有効に使え、忙しい日々の大きな味方になってくれます。


・タッチレス水栓
手をかざすだけで水が出るので、調理中や手が汚れているときも手軽に使えて家事がスムーズに。節水効果が大きいのも嬉しいポイントです。


・スマートキー(スマートロック)
鍵を取り出す手間がなく、荷物を持っているときでもスムーズに出入りが可能。「子どもを抱っこしたままでも開け閉めしやすい」と、子育て世帯に人気の設備です。


・宅配ボックス
外出中や取り込み中でも荷物を確実に受け取れるため、再配達の調整や受け取りの手間が不要に。仕事や家事・育児に忙しいご家庭にぴったりのアイテムです。


・スマートホームデバイス
照明やエアコンなどを外出先から操作できるので、帰宅前に部屋を快適な状態にセット可能。家事の段取りがよりスムーズになり、日々の手間を減らせます。


・タンクレストイレ
タンクが無くすっきりしたデザインでお手入れしやすいため、掃除の時短に。節水効果とデザイン性の高さも人気のポイントです。


・IHクッキングヒーター
凹凸や五徳がないためサッとひと拭きで掃除完了。調理後の後片付けがとても楽になり、きれいなキッチンを保ちやすくなります。火を使わないため、安全性重視の子育て世帯にもおすすめです。


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理想の住まいを実現するためのステップ


家づくりのイメージ


家事動線の良い理想の住まいをつくるためには、計画段階からポイントを押さえて進めることが大切です。ここでは、家づくりの具体的な進め方を解説します。


複数の間取り事例を比較検討

まずは、カタログや資料、インターネット上の情報などを活用して、さまざまな間取り事例を比較しましょう。
各家庭によって重視するポイントやライフスタイルは異なります。収納重視か、家事動線重視か、リビングの広さを優先するかなど、家族でよく話し合ってください。
希望に合う間取りをいくつかピックアップしておくと、理想のイメージがつかみやすくなります。


モデルハウスや完成見学会で実物をチェック

間取り図だけでは分かりにくい部分もあるため、必ず実際の空間を体験しましょう。モデルハウスや完成見学会に足を運び、動線や収納の広さ、設備の使い勝手などを確認してください。
特に家事動線や収納スペースについては、実際に自分が動いてみることでイメージが具体的になります。分からない点や気になる点があれば、スタッフに気軽に質問してみましょう。


子育て世帯に特化した住宅会社に依頼

家事動線や子育てのしやすさに配慮した住まいづくりを得意とする住宅会社を選ぶことも、家づくりを成功させるためのポイントです。
実績が豊富な会社なら、共働きや子育て中のご家庭ならではの悩みに寄り添い、細かな工夫や最新のトレンドの提案をしてくれます。打ち合わせの際には、ご自身の生活スタイルや希望をしっかり伝え、納得できるまで相談しましょう。


まとめ|家事動線に配慮した間取りで、家族がもっと笑顔で暮らせる住まいに!


家族団らんのイメージ


家族がゆとりを持って暮らせる住まいをつくりたいなら、家事動線にもこだわってみませんか。家事効率の良い間取りや適切な収納、家族の気配を感じられるレイアウトを採用すれば、毎日の家事負担が減り、家族と過ごす時間や自分のための時間も確保しやすくなります。
今回紹介した実例10選、間取りづくりのポイントを参考に、ご家族それぞれの「理想の住まい」のかたちを見つけてみてくださいね。


神戸・明石・加古川・高砂・姫路エリアにて35,000戸の実績を誇るヤング開発では、ファミリー世帯に向けた家づくりを数多く手掛けてまいりました。
共働き世帯や子育て世代のご家族に寄り添い、家事動線や収納にこだわった快適な住まいを提案いたします。家づくりに関するご相談やモデルハウスの見学など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
あなたの理想の住まいづくりを、スタッフ一同が全力でサポートいたします。

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