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2026.02.10
緑の2026の数字ブロック、背景に観葉植物


2026年度の住宅補助金の目玉として注目を集めるのが、住宅省エネ2026キャンペーンの一環として行われる「みらいエコ住宅2026事業」です。この制度は、2050年カーボンニュートラルの達成に向け、省エネ性能の高い住宅づくりを支援するもので、特に「GX志向型住宅」を新築した場合には最大110万円(一般地域の場合)の補助金を受け取れる点が魅力です。


しかし、GX志向型住宅と聞いても、「どのような基準を満たせば良いのか?」「他のエコ住宅と何が違うのか?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。


そこで今回は、GX志向型住宅の基準や条件、メリット・デメリットについて詳しく解説するとともに、みらいエコ住宅2026事業を活用する方法も紹介します。2026年にマイホームの新築を予定している方は、ぜひ参考にしてください。


GX志向型住宅とは?


GX(グリーントランスフォーメーション)のイメージ


GX志向型住宅は、持続可能な社会づくりを目指し、環境負荷の少ない住まいを実現するために設計された住宅です。


GXとは「グリーントランスフォーメーション」の略で、エネルギー効率の向上や再生可能エネルギーの利用を通じて、脱炭素化を進める取り組みを意味します。この住宅は従来の省エネ住宅の一歩先を行く基準を持ち、未来の住まいのスタンダードとして注目されています。


なお、2027年4月からZEH(ゼッチ)の新たな基準として「GX ZEH」がスタート予定。GX志向型住宅は、新基準の条件を満たすものとなっており、今後スタンダードになる高性能住宅を先取りした住まいといえるでしょう。


GX志向型住宅の概要

GX志向型住宅は、高い断熱性能やエネルギー効率を備えた住宅であり、環境保全だけでなく住む人の暮らしやすさも考慮されています。エネルギー消費を大幅に抑えるだけでなく、再生可能エネルギー利用の推進により、家庭からのCO2排出をゼロに近づけることを目指しています。


太陽光発電システムや高性能な断熱材、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)など、最新技術を駆使した設備を導入することにより、エネルギー負荷を軽減しながら快適な居住環境をかなえるのです。


GX志向型住宅とZEH・長期優良住宅との違い


2つの住宅模型を持つ人の手元


GX志向型住宅は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や長期優良住宅の省エネ基準をさらに強化し、脱炭素効果を高めた「次世代の高性能省エネ住宅」です。以下の表で、それぞれの特徴を比較してみましょう。


比較項目GX志向型住宅ZEH長期優良住宅
目的脱炭素社会の実現住宅単体でのエネルギー収支ゼロ長期間快適に住める住宅の普及
断熱性能断熱等性能等級6以上断熱等性能等級5以上断熱等性能等級5以上
省エネ性能・再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量を35%以上削減(一次エネルギー消費量等級8)

・再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量を原則100%以上削減
再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量を20%以上削減(一次エネルギー消費量等級6以上)再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量を20%以上削減(一次エネルギー消費量等級6以上)
再生可能エネルギー必須(太陽光発電、蓄電池など)必須(太陽光発電、蓄電池など)※「ZEH水準」の場合は任意任意
耐震性・劣化対策要件なし要件なし耐震等級2以上、劣化対策等級3以上
維持管理計画要件なし要件なし定期点検・補修計画の策定・実施が義務
「みらいエコ住宅2026事業」での補助額(一般地域)110万円35万円
※子育て世帯・若者夫婦世帯のみ
75万円
※子育て世帯・若者夫婦世帯のみ

※表内の補助額は、兵庫県南部などの「一般地域」のものです。寒冷地等は金額が異なります。


ZEH(ゼロエネルギーハウス)との違い

ZEHは、省エネ性能を高めたうえで太陽光発電など再生可能エネルギーを活用し、エネルギー収支を「概ねゼロ」にする住宅です。GX志向型住宅は、一般的なZEHよりもさらに高い断熱性能(等級6以上)や、HEMSなどを用いた高度なエネルギーマネジメントが求められる点に違いがあります。


なお、本来のZEHは太陽光発電などの創エネ設備が必須ですが、本補助金事業における「ZEH水準住宅」枠に関しては、断熱性能などの基準を達成していれば、太陽光発電設備がなくても補助の対象となります。一方、GX志向型住宅は太陽光発電などを使った創エネが必須です。


長期優良住宅との違い

長期優良住宅は、耐久性の高さや維持管理のしやすさが大きな特徴です。省エネ性能も一定以上求められますが、再生可能エネルギーの導入は必須ではありません。耐震性や劣化対策など、住宅の耐久性に焦点を当てた設計が特徴で、高品質で長持ちする住宅の普及を目的としています。


GX志向型住宅で満たすべき4つの条件


住宅模型とチェックリスト


GX志向型住宅を建てる際には、以下4つの基準すべてを満たす必要があります。


① 断熱等性能等級「6以上」
② 再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」(一次エネルギー消費量等級「8」)
③ 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
④ 「HEMS(ヘムス)」などの高度エネルギーマネジメントシステムの導入


これらの条件は、住宅の省エネ性能や環境負荷軽減の指標となるものです。以下では、それぞれの条件について詳しく解説します。


① 断熱等性能等級「6以上」

断熱等性能等級とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいて定められた、住宅の断熱性能を評価する指標です。数字が大きいほど高い性能を示します。


2025年4月からは、新築住宅において等級4以上が義務付けられています。2030年までには等級5以上が義務化される予定ですが、GX志向型住宅は、最低でも等級6以上が求められる高断熱仕様です。


この基準を満たすには、高性能な断熱材や樹脂サッシとLow-E複層ガラスを組み合わせた窓などを採用し、外気温の影響を最小限に抑える家づくりが必須。これにより、冷暖房コストの大幅な削減や年中快適な生活環境もかなえられるでしょう。


② 再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」

一次エネルギー消費量とは、住宅の冷暖房や給湯、換気や照明などに使用されるエネルギー量を指します。


GX志向型住宅では、再生可能エネルギーを除いた場合でも、この消費量を標準住宅の35%以上削減することが求められます。これは、2025年12月から運用が開始された、一次エネルギー消費量等級の新たな最高等級「8」レベルにあたる、とても高い省エネ基準です。


それだけに、基準を満たすには、エネルギー効率の高い設備の導入が不可欠です。例えば、高効率エアコンやヒートポンプ給湯器、人感センサー機能付きのLED照明や高断熱浴槽などを採用し、エネルギー消費を最小限に抑える必要があります。


③ 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」

再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率が100%以上という条件は、GX志向型住宅の中心になる基準です。この基準を満たせば、実質的にエネルギー消費をゼロにするZEHを超える水準となります。


太陽光発電システムや蓄電池を設置し、家庭内で必要な電力を自家発電することで、エネルギーの外部依存をゼロに近づけるのが基本的な方法。この取り組みによって、環境に優しいだけでなく、災害時にも強い住宅となります。


なお、寒冷地または低日射地域では削減率75%以上が要件で、多雪地域または都市部狭小地等では削減率に関する要件の定めはありません。


④ 「HEMS(ヘムス)」などの高度エネルギーマネジメントシステムの導入

HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)とは、住宅内のエネルギー使用状況を可視化し、効率的なエネルギー運用をサポートするシステムのこと。GX志向型住宅では、このHEMSをはじめとする高度エネルギーマネジメントシステムの導入が必須条件となります。


HEMSを利用すれば、どの家電がどれだけエネルギーを消費しているかをリアルタイムで確認できます。その結果、無駄なエネルギー消費の抑制や、効果的な省エネ行動につなげられるのです。また、家電を自動制御する機能を備えている製品も多く、暮らしが便利になるメリットも見逃せません。


GX志向型住宅で110万円!みらいエコ住宅2026事業とは


新築住宅に住む子育て世帯のイメージ


2026年度に実施される「みらいエコすまい2026事業」は、一定の省エネ基準を満たす住宅に対して補助金を支給する国の制度です。政策目標である「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指し、省エネ性能の高い住宅の普及を促進することが目的とされています。GX志向型住宅は当制度の対象となっており、兵庫県南部を含む一般地域では最大額である110万円の補助を受けられます。


みらいエコすまい2026事業の概要と補助額

みらいエコすまい2026事業は、GX志向型住宅のほか、省エネ性能が一定以上の「長期優良住宅」や「ZEH水準住宅」も対象となります。新築の場合の補助額は以下の通りです。


補助対象住宅一般地域における一戸当たりの補助額(古家を解体する場合の補助額)対象世帯
GX志向型住宅110万円/戸すべての世帯
長期優良住宅75万円/戸
(95万円/戸)
子育て世帯・若者夫婦世帯
ZEH水準住宅35万円/戸
(55万円/戸)
子育て世帯・若者夫婦世帯

※表内の補助額は、兵庫県南部などの「一般地域」のものです。寒冷地等は金額が異なります。


補助対象となるための主な要件

新築時に補助金を受けるためには、以下の要件を満たす必要があります。


・該当する世帯要件に当てはまること
「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」は、子育て世帯(18歳未満の子どもがいる家庭)または若年夫婦世帯(夫婦のどちらかが39歳以下)のみが対象。これに対し「GX志向型住宅」は、年齢や家族構成に関わらず、すべての世帯が対象となっています。単身世帯やDINKSであっても、大きな補助を受けられるチャンスといえるでしょう。


・登録事業者と契約して新築すること
当事業の登録事業者と工事請負契約を結び、交付申請の手続きを代行してもらう必要があります。


・住宅の性能を示す証明書を提示すること
補助金を受けるためには、「GX志向型住宅」「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」いずれかの性能基準を満たす新築住宅を建て、証明書などにより住宅の性能を示す必要があります。


・所有者(建築主)が住む家であること
所有者が自ら居住する家以外は対象となりません。


・床面積が50㎡以上240㎡以下の住戸であること
この場合の「床面積」は、建築基準法の「床面積」に該当します。


・補助金申請の期間内に手続きを行うこと
申請には期限が設けられており、その期間内に手続きを完了する必要があります。


・所定の対象区域に立地していないこと
「土砂災害特別警戒区域」「急傾斜地崩壊危険区域」「地すべり防止区域」に立地する住宅は、原則補助対象外となります。また、市街化調整区域内、もしくは市街化調整区域外で災害危険区域に指定されているエリアのうち「土砂災害警戒区域」「洪水浸水想定区域」「高潮浸水想定区域」に該当する場合も、補助を受けられません。


対象期間と申請方法

みらいエコ住宅2026事業には予算枠があり、予算上限に達すると、申請期間内であっても受付が終了します。早めの申請を心がけましょう。


【対象期間】
・補助対象期間:2025年11月28日以降に、新築の基礎工事に着手したもの
・交付申請期間:2026年3月下旬(予定)から予算上限に達するまで(遅くとも2026年12月31日まで)
※ZEH水準の注文住宅のみ、2026年9月30日まで


交付申請の締切は、予算状況に応じて公式サイトにて公表予定です。


【申請方法】
みらいエコ住宅2026事業の申請は、通常、住宅会社が代理で行うため、依頼者自身が直接第三者機関とやりとりする必要はありません。申請や完了報告の手続きだけでなく、補助金の受け取りについても住宅会社が行います。補助金は原則として建築代金の一部に充てられる形で、建築主に還元されます。


前述の通り、当事業は事業者登録をしている住宅会社のみが申請可能です。補助金を活用したいなら、登録事業者へ早めに相談しましょう。


▶︎みらいエコ住宅2026事業の最新情報(国土交通省)はこちら


GX志向型住宅を建てるメリット・デメリット


メリット・デメリットのイメージ


GX志向型住宅には多くのメリットがある一方で、いくつか注意すべき点もあります。ここでは、そのメリットとデメリットについて詳しく解説します。


メリット

・環境負荷の軽減
GX志向型住宅は、省エネ性能が高く、再生可能エネルギーを活用することでCO2排出量を大幅に削減できます。これにより、地球環境の保全に貢献できます。


・光熱費の削減
高い断熱性能や再生可能エネルギーの利用により、冷暖房などにかかる光熱費を少なく抑えられます。初期投資が多少かかったとしても、長い目で見れば、コストパフォーマンスは高いでしょう。


・災害時の電力確保
太陽光発電や蓄電池の導入が必須であるため、停電時にも電力を確保できるのも魅力。災害が多い日本においては、いざという時に家族の暮らしを守る大切な要素です。


デメリット

・初期費用の増加
GX志向型住宅の建築には、高性能な断熱材や設備の導入が必要なため、一般的な住宅よりも初期費用が高くなる傾向にあります。ただし、みらいエコ住宅2026事業をはじめとする国や自治体の補助金を活用すれば、家計の負担を軽くできるでしょう。


▶標準仕様でGX志向型住宅の省エネ性能の基準を満たす家!
ヤング開発の『断熱等級6(HEAT20 G2グレード仕様)』についてはこちら


・技術的な制約
最新設備を導入する場合、工事が複雑になることがあります。また、住宅会社の技術力によっては、期待通りの性能を発揮できない場合もあるため、住宅会社を選ぶ際には注意が必要です。


・維持管理コストがかかる可能性
太陽光パネルや蓄電池、HEMSなど、先進技術を使った機器は、定期的な点検やメンテナンスが必要です。そのため、入居後の維持管理コストも計画しておきましょう。


GX志向型住宅を建てる際の注意点


家づくりの打ち合わせをする家族


GX志向型住宅を計画・建築する際には、いくつか留意すべきポイントがあります。家づくり計画を具体的に進める前に、以下2つの内容をチェックしておきましょう。


補助金を受ける場合はタイミングに注意する

補助金制度には申請期限や予算枠が設定されており、タイミングを逃すと補助を受けられなくなります。


特にみらいエコ住宅2026事業は、前身となる「子育てグリーン住宅支援事業」から予算が縮小されていることから、申請期間中に予算を消化してしまう可能性も。補助金を確実に活用できるよう、必要な書類や条件をあらかじめ確認し、早めに準備を進めることが大切です。


なお、必要書類がそろっていれば、本申請前に予約申請することができます。前もって予約申請しておくと予算枠を確保できるため、「残りの工事中に予算消化で申請受付が終了してしまった」という事態を防げます。予約申請は2026年11月30日まで(ZEH水準の注文住宅は8月30日まで)可能ですが、予約後3ヶ月以内に正式な交付申請(本申請)を行わなければ、予約が無効になる点に注意が必要です。本申請の際は、着工の証明などが求められます。


事業者登録した住宅会社に依頼する

みらいエコ住宅2026事業をはじめ、国の住宅補助金の多くは、施主自身で申請はできません。住宅会社からの代理申請が原則となるため、新築を依頼する住宅会社が登録事業者であるかどうかを必ず確認してください。事業者登録をしていない会社に依頼した場合は、そもそも制度を利用できません。


また、GX志向型住宅は、省エネ性能や再生可能エネルギーの利用など、高度な技術と専門知識が求められる住宅です。そのため、省エネ性能の高い住宅の建築実績が豊富で、最新の技術や制度に精通している会社を選ぶのもポイント。過去の施工事例や購入者インタビューなどを確認し、信頼性を見極めましょう。


まとめ|GX志向型住宅を建てるならヤング開発へ!


ヤング開発施工の住宅(おしゃれで開放的なリビング)


GX志向型住宅は、脱炭素化社会の実現に向けて大きな役割を果たす次世代の住まいです。「みらいエコ住宅2026事業」では、最大110万円の補助対象となっており、住宅性能を高めるほどかさみがちな初期費用の負担を軽減できます。


また、高い省エネ性能により、夏でも冬でも快適な室内環境に。冷暖房効率にも優れているので、光熱費の大幅な節約にもつながって、うれしいこと尽くしです。


ヤング開発の標準仕様「HEAT20 G2グレード仕様」は、GX志向型住宅の省エネ性能の基準も満たす高性能住宅。この機会に、未来を見据えた環境にもお財布にも優しい住まいづくりを検討してみてはいかがでしょうか?高性能で快適な家づくりなら、ヤング開発にぜひお任せください。


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