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2025.08.20
売土地(土地選びのイメージ)


理想のマイホームを実現するためには、土地選びで失敗しないことが何よりも重要になります。しかし、土地に関する知識は専門的で難しく、何から手をつければ良いか分からないという方も少なくないでしょう。


この記事では、初めて土地を購入する方でも安心して土地選びを進められるよう、後悔しないための基本的な注意点から、成功するための具体的な選び方のコツまでを分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたにぴったりの土地を見つけ、理想のマイホームづくりへ大きく前進できるはずです。ぜひ最後までお読みください。


土地購入は事前準備が成功のカギ!


購入予定の土地を調べるイメージ


土地購入は、事前の準備をどれだけしっかり行うかが成功への大きな分かれ道です。
準備不足のまま進めてしまうと、後になって希望通りの建物が建てられなかったり、思わぬ追加費用が発生したりと、さまざまなリスクに直面することがあります。また、売買契約やローン手続きにおけるトラブル、生活環境への不満が生じることも少なくありません。


こうしたリスクを避けるためには、購入前に必要な情報を丁寧に集め、計画的に準備を進めることが欠かせません。次章では、具体的な注意点や確認すべきポイントについて詳しく解説していきます。


土地購入で押さえておきたい6つの注意点


注意点と書かれたブロック


土地選びでは、見た目の印象や立地だけでなく、さまざまな法的・物理的条件を総合的に確認していくことが大切です。ここでは、購入前に必ずチェックしておきたい6つのポイントを詳しく解説します。


・用途地域
・法規制(建ぺい率・容積率、建築制限)
・地盤の強さと災害リスク
・土地形状や高低差
・境界線
・周辺環境


用途地域

用途地域とは、都市計画法によって設定されたエリアの区分です。住宅地・商業地・工業地など13種類に分かれており、それぞれ建てられる建物の種類や用途が異なります。
例えば「第一種低層住居専用地域」は、戸建て住宅が中心で静かな住環境が守られやすく、大規模な商業施設や飲食店、娯楽施設などは建てられません。そのため、落ち着いた雰囲気や閑静な街並みを重視したい方に向いています。一方、「第二種住居専用地域」や「近隣商業地域」はスーパーや飲食店、オフィスビルなどが建てられるため、利便性が高い反面、交通量や人通りが多く、やや騒がしい環境になることもあります。


用途地域によっては、希望する建物の建築が制限されるケースもあるため、購入前に必ず役所や不動産会社で確認し、自分たちのライフスタイルや将来の使い方に合ったエリアかどうかを検討しましょう。


法規制(建ぺい率・容積率、建築制限)

土地には建ぺい率や容積率などの法的な制限が設けられています。建ぺい率は敷地面積に対して建築できる建物の割合、容積率は敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合を示します。これらの制限により、敷地に建てられる建物の規模や形状が決まります。


また、斜線制限や高さ制限、防火地域の指定がある場合も。これらを見落として購入すると、希望通りの家が建てられないこともあるため、必ず購入前に確認し、建築士など専門家のアドバイスを受けましょう。


地盤の強さと災害リスク

土地の地盤の強さは、建物の安全性や将来の維持費に大きく影響します。地盤が弱い場所では、基礎工事や地盤改良に追加費用が発生しやすく、地震による液状化のリスクも高まります。
購入前には「地盤調査報告書」や、自治体が公表するハザードマップを確認し、その土地が地震・水害・土砂災害などのリスクエリアに該当していないか調べましょう。過去の災害履歴や周辺の地形情報も参考に、安全性に納得したうえで購入を決めることが大切です。


土地形状や高低差

土地の形状や高低差は、建築計画や生活の利便性に大きく影響します。
整形地であれば設計の自由度が高くなりますが、不整形地や旗竿地の場合は間取りや駐車スペースに制約が出ることもあります。また、高低差がある場合は擁壁や土留め工事が必要となり、追加のコストや工期延長の要因になりかねません。
敷地の現況や形状、道路との関係、日当たりや風通しにも注目し、必要に応じて建築士などの専門家に相談して、想定外の不便がないか事前に確認しましょう。


境界線

土地の境界線は、将来的なトラブルを防ぐために非常に重要なポイントです。特に古い土地では、境界杭が不明確だったり、隣家との境界が曖昧なケースがあり、所有権争いが発生することも。
購入前には「確定測量図」や「境界確認書」などの書類で、境界がはっきりしているか確認しましょう。隣地所有者の立ち会いによる現地確認も推奨されます。
もし境界が不明瞭であれば、専門の土地家屋調査士に測量を依頼し、法的にも安心できる状態で取引を進めることが重要です。


周辺環境

理想のマイホームを実現するためには、土地そのものだけでなく周辺環境も重視しましょう。
最寄り駅や商業施設、学校、病院など生活利便施設へのアクセスは日々の暮らしに直結します。加えて、周囲の交通量や騒音、治安、ゴミ集積所の位置、地域コミュニティの雰囲気もチェックが必要です。
長く安心して暮らせるかどうか、家族のライフスタイルに合っているかを総合的に判断することが大切です。


後悔しない土地選びのコツ


不動産屋で土地探しをする夫婦


数多くの情報を比較し、自分たちにとって最適な土地を見つけるためには、いくつかのコツがあります。次のポイントを意識しながら検討を進めると、納得のいく土地選びが実現できるでしょう。


購入前に価格相場を知る

気になる土地が見つかったら、まずはその地域の「相場」を調べましょう。相場を知ることで、提示されている価格が適切かどうか、割高や割安なのかを判断できます。
インターネットの不動産情報サイトや、国土交通省の「土地総合情報システム」などで過去の売買事例を調べると、具体的な価格帯が見えてきます。相場から大きく外れている物件には注意が必要ですが、ケースによっては交渉材料にもなるでしょう。


希望条件の優先順位を設定する

すべての条件を満たす理想の土地に出会うのは難しいものです。そのため、「これだけは譲れない」というポイントを家族でしっかり話し合い、条件に優先順位をつけておくことが大切です。
例えば、「駅から徒歩10分以内」「南向きで日当たり良好」「○○小学校の学区内」など、自分たちのライフスタイルに合った条件を整理してみましょう。条件を明確にしておけば、迷ったときの判断基準にもなります。


現地を複数回訪問する

インターネットや資料だけでは分からないことも多いため、気になる土地は必ず現地を訪れて自分の目で確認しましょう。特に、昼と夜、平日と休日など、時間帯や曜日を変えて何度か訪問すると、周辺の交通量や騒音、雰囲気の違いなど、リアルな環境が把握しやすくなります。
また、近隣住民の様子や、防犯灯の有無など、暮らしに直結する細かいポイントも確認しておくと安心です。


専門家に相談する

土地や不動産に関する情報には、専門的な知識が必要な場面も多くあります。
法規制や地盤、境界線の問題など、自分だけでは判断が難しいと感じたら、必ず不動産会社や建築士、土地家屋調査士などのプロに相談しましょう。専門家を交えることで、将来的なトラブルや見落としを事前に防げ、安心して土地購入を進められます。


早めに決断する

理想的な土地は非常に人気が高く、迷っているうちに他の人に購入されてしまうことも珍しくありません。気に入った土地が見つかった場合は、冷静に条件やリスクを確認したうえで、必要な準備を整えつつ、できるだけ早めに決断することも大切です。
チャンスを逃さないためにも、事前に資金計画やローンの相談を済ませておくとスムーズです。


土地探しから購入までの流れ


不動産取引 登記 書類


ここでは、土地購入の一般的なステップについて紹介します。


土地購入の主な流れと手順

1.土地探し
まずは、インターネットの不動産情報サイトや不動産会社を活用して希望エリアや予算に合う土地を探します。現地見学や不動産会社への相談も積極的に行い、物件情報を多角的に比較しましょう。


2.買付証明書の提出(仮押さえ)
気に入った土地が見つかったら「買付証明書」を提出し、購入の意思表示を行います。これにより、他の購入希望者より優先して交渉が進められるようになります。


3.住宅ローンの仮審査
ローン利用を検討している場合は、契約前に金融機関で仮審査を受けます。年収や借入希望額をもとに融資が可能か簡易的に判断されます。


4.土地の契約・重要事項説明
重要事項説明書の説明を受け、内容を十分に確認したうえで売買契約を結びます。このタイミングで手付金(物件価格の5~10%目安)を支払います。


5.住宅ローンの本審査
土地の売買契約が成立した後、本審査の申込みを行います。審査期間は1~2週間ほどですが、金融機関によって異なる場合もあります。


6.金銭消費貸借契約(金消契約)
本審査が通過したら、金融機関と正式なローン契約(金消契約)を締結します。融資条件や金額などを確認します。


7.決済・引き渡し・登記手続き
金融機関で残代金の支払いと同時に、土地の所有権移転登記を行います。登記手続きは司法書士に依頼するのが一般的です。すべてが完了した時点で土地の引き渡しとなります。


土地購入に必要な書類やお金

・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
・印鑑、印鑑証明書
・住民票
・源泉徴収票や所得証明書
・手付金・仲介手数料・印紙代・住宅ローン関連費用


土地購入の一連の流れを把握し、しっかり準備を進めておけば、安心して理想のマイホームづくりをスタートできるでしょう。


リスク回避できる?分譲地がおすすめな理由


分譲地の街並み


「土地購入のリスクを極力減らしたい」と考える方には、分譲地の選択もおすすめです。ここでは、分譲地が持つ主なメリットについて解説します。


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分譲地が持つ3つの安心ポイント

1.インフラ整備の手間と費用が不要
分譲地は、開発業者が大規模な土地をまとめて購入し、区画整理を行い、必要なインフラ(道路、水道、ガス、電気など)を整備した状態で販売されます。そのため、購入者はインフラ整備の手間や追加費用を心配することなく、すぐに建築に取り掛かれます。総費用の見通しが立てやすい点も大きなメリットです。


2.区画整理された美しい街並みで生活しやすい
分譲地では、開発段階で街全体のマスタープランが立てられています。統一感のある街並み、電線の地中化、公園や緑地の配置、道路の幅員や安全性(通り抜けができないように設計するなど)などが事前に計画・整備されているのです。これにより、購入者は良好な住環境が担保された中で、安心して暮らすことができます。
また、景観協定などが設けられている場合もあり、将来にわたって美しい街並みが維持されやすいという利点もあります。


3.コミュニティを形成しやすく、防犯性が高い
一から土地を探して家を建てる場合、周囲に住む人々の年齢層や生活スタイルは様々で、その地域のコミュニティになじむのに時間がかかることがあります。
一方、分譲地では同時期に同じような世代の家族が入居することが多く、自然と住民同士の交流が生まれやすい環境です。子育て世代にとっては、同じ年齢の子どもを持つ家庭が多く、情報交換や助け合いがしやすいというメリットがあります。
また、地域住民による見守り活動の実施など、防犯意識が高まりやすい傾向があり、より安全な暮らしが期待できるでしょう。


分譲地が向いている人・向かない人

分譲地は、安心感や利便性を重視する方に特におすすめです。一方で、広さ・形状・立地条件など細かな希望がある方には、既存の分譲地では希望に合わない場合もあります。
購入時には、自分たちの希望やライフスタイルに分譲地が合うかを考えたうえで、検討しましょう。


まとめ|納得できる選択で、後悔のない土地購入を


新居の前に立つ夫婦


土地購入では、「ここでどんな暮らしをしたいか」「家族が安心して長く住めるか」などをじっくり考え、納得できる選択をすることが成功への近道です。この記事で紹介した注意点や選び方のコツ、分譲地の特徴などを参考に、ご自身にぴったりの土地を見つけてください。


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